· 

No533  犯罪白書から  

珍しく11月29日(金)の読売新聞夕刊の記事からです。大学の図書館で、先週の土日の新聞が読めなかったので探しに行くと「児童虐待15年で6.5倍」の見出しが目に飛び込んできました。

 

 今年の「犯罪白書」と「再犯防止推進白書」を公表した記事からです。

・児童虐待の検挙件数 212件(2003年)→1380件(2018年)6.5倍増加。

 2003年 傷害98人(40%)殺人85人(35%)保護責任者遺棄20人(8%)

 2018年 傷害591人(42%)暴行457人(37%)強制わいせつ101人(7%)

 

・配偶者間の事件 689件(1989年)→8229件(2018年)11.9倍増加。

 

・インターネットを利用した児童買春・児童ポルノ禁止法違反検挙件数

 121件(2000年)→2057件(2018年)17倍増加

 

・刑法犯認知件数 285万4061件(2002年)→81万7338件(2028年)減少 

・刑法犯検挙者数 20万6094人 6年連続 戦後最小

 再犯者10万601人 再犯率48.8% これまでで最高

 

・ストーカー犯罪 2018年は2011年の約4.2倍増加。

 

・高齢者犯罪 2018年は1989年の約6.8倍増加。窃盗の割合が最も高い。

 

・薬物犯罪 近年1万人超 平成全体では減少傾向

 

・外国人犯罪 平成前期に急増、2005年をピークに減少傾向

 

 犯罪が増えていることも、若者の意識(月)や児童福祉司の人気(火)の低下に結びついているかもしれませんね?