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No419 伊勢神宮

   賢島のエスパーニャ号にいます。昨日は、渡鹿野島の宿に泊まりました。聞きなれない島だと思います。船で行くという宿に惹かれてしまいました。

   今日は、昨日お詣りした伊勢神宮について調べてみました。

『日本書紀』には、伊勢神宮・石上神宮・出雲大神宮(出雲大社)のみが「神宮」と記載されていました。

   

   その後、平安時代に成立した『延喜式神名帳』では、大神宮(伊勢神宮内宮)・鹿島神宮・香取神宮が「神宮」と表記されていました。

    

   今は、伊勢神宮、熱田神宮、明治神宮と言われているそうですが、

   私は、まだ石上神宮、香取神宮、熱田神宮には、行ったことがありません。

 

   そして明治以降、天皇や皇室の祖先神を祭神とする神社の一部が、社号を「神社」から「神宮」に改めたそうです。

 

    伊勢神宮の正式名称は「神宮」。本来神宮という呼び名は伊勢の神宮のみを指していました。

     伊勢神宮内宮に祀られる主祭神は、天照大御神で女性の太陽神であり、皇室の始祖です。

    外宮に祀られる豊受大御神は、神々にたてまつる食物を司る神と言われています。

 

    内宮は、約2000年前、垂仁天皇26年に、外宮は、約1500年前雄略天皇22年に建立されました。

   20年ごとに建物を全て新造し、御装束や神宝も新調する式年遷宮が2000年に渡って行われているなんて世界的にもすごいじゃないですか?

 

   伊勢神宮が人気が出たのは、江戸時代の藩制度で移動が自由にできなくなった代わりに伊勢参りだけは自由にできたからでした、

  正宮以外にも別宮など全部で125社あり、特に内宮はすべての神社の上に位置する最も位の高い神社です。やはり、ここは別格な雰囲気があります。