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賛燦山86 ジェンダー・キーワード

 国際女性デー(3月8日)に朝日新聞の「Think Gender ジェンダーを考える」の記事を読みました。

 ジェンダーとは、「生物学的な性別ではなく、男らしさや女らしさのように社会や文化の中でつくられた性差」のことです。

 日本は、男女の格差を指数にした世界経済フォーラの調査(2023)で、146か国中125位だったそうです。もっともっと教育の世界でも関心を高めるべきと考えます。

 新聞には、「ここから知るジェンダー」の80枚のカードの一例が紹介されていましたが、初めて聞くキーワードがあり、気になりました。

① アンコンシャスバイアス、②ルッキズム、③フェミニズム、④ジェンダード・イノベーション、⑤クリティカル・マスをすべてご存知でしたか?

 

 さらに80枚のカードを調べてみると、⑥ミソジニー、⑦トキシック・マスキュリニティ、⑧サフラジェット、⑨インポスター症候群、⑩マンスプレイニング、⑪フェムテック、⑫マミートラックというキーワードと出会いました。これらのキーワードの意味をご存知ですか? 

 

 

 

① 「アンコンシャスバイアス」 「家事は女性」「一家の大黒柱は男性」など、らしさをめぐる無意識の思い込み。賃金格差の原因や女性登用の妨げにも。

 

② 「ルッキズム」 体形や顔立ちなど、外見で他人の価値づけをしたり差別的な扱いをしたりすること。SNSの普及が拍車をかけたとの指摘も。

 

③ 「フェミニズム」 性別を理由にした不当な扱いをなくそうとする思想や運動。

女性の権利獲得に始まり、あらゆる性差別の解消を目指す考え方に。

 

④ 「ジェンダード・イノベーション」 男女の違いの分析がもたらす技術革新。

車の正面衝突実験で使う人形は男性が多いが、女性も使えば安全性が増すという期待も。

 

⑤ 「クリティカル・マス」 少数者が増え、無視されない存在になる分岐点を超えること。議会や企業ではまずは女性を30%に、と目指されている。

 

⑥ 「ミソジニー」 「女性嫌悪」。女性への憎しみやさげすみの感情のこと。 

はっきり意見を言う女性がたたかれやすい要因。

 

⑦ 「トキシック・マスキュリニティ」 「有害な男性らしさ」。

強くなければといったこだわりが、他人への攻撃や、弱音をはけないなど自分の負担として表れること。

 

⑧ 「サフラジェット」 19世紀末~20世紀初頭のイギリスで、女性参政権を求め、命がけで闘った女性たち。

 

⑨ 「インポスター症候群」 実力はあるのに「足りない」「過大評価だ」と自信をもてずにいる状態のこと。女性がリーダーになる妨げの一つ。

 

⑩ 「マンスプレイニング」 man(男性)と explaining(説明する)を合わせた造語。

男性が女性に上から目線で説明や説教をすること。

 

⑪ 「フェムテック」 生理、妊娠、更年期障害など女性の身体をめぐる悩みを技術で解決する商品やサービス。

 

⑫ 「マミートラック」 ママ専用トラックを走らせられるように、出産後に出世コースから外されること。