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賛燦山63 2月29日 &オヤオリ・オヤカク

 2月29日です。皆さんもご存知の通り、今日は、閏日(うるうび)と言います。4年前の今日もNo613で「2月29日」のことを紹介しました。

・太陽暦の一種の「グレゴリオ暦」では、暦と季節のズレを補正するため、400年に97回(約4年に1度)と定め、閏日がある年を閏年としている。

・閏年には2月の日数を1日増やし、その日を閏日とする。

・平年はその前年の同じ日から1つだけ曜日がズレるが、閏年の翌年は2つズレるため、英語圏では、曜日を1つ飛び越えることから、閏日を「leap day(跳躍の日)」と言う。

・イギリスではかつて、4年間のうち閏日だけは、女性から男性へのプロポーズが伝統的に公認され、プロポーズされた男性は断ることはできない風習があった。

・語呂で、ふ(2)じ(2)きゅう(9)から「富士急の日」、ニ(2)ンニ(2)ク(9)から「ニンニクの日」 。

・1968(昭和43)年2月29日、小学館より「ビッグコミック」が創刊。

・2012(平成24)年2月29日、東京スカイツリーが完成。

 

 今日は2月14日の朝日新聞にあった「オヤオリ」「オヤカク」ということばに注目したいと思います。

・新卒採用で内定辞退や早期離職を防ごうと、保護者向けの説明会「オヤオリ(親向けオリエンテーション)」や、企業が保護者に内定を確認する「オヤカク」は広がっている。

・背景に就活を経験した世代が親となり、積極的に子の就活に関わるようになった。

 

★アシスト(IT企業)の「オヤオリ」

・昨年12月初めて開催。内定者17人、保護者26人。内定者の45%が保護者と参加。

・3時間半の説明会。社長あいさつ、社員との対談、オフィス見学、印象をしながら懇親。

・東京、大阪、名古屋で開催。内定者や家族の交通費や宿泊費は会社が補助。

・説明会のきっかけは2年前の内定者の1人が入社辞退(本人希望、親反対)。

 

・内定を出した学生の保護者が納得しているかを確認する「オヤカク」も増えている。

◎「マイナビ」(学生向け就職サイト)の意識調査(2023年度)

・「オヤカク」を受けた保護者が大幅増。 17.7%(2018)→52.4%(2023) 

・子の就活に関心があると答えた保護者71.3%。

・子に頼まれてしたこと 「エントリーシートの添削」(18%)、「エントリーシートの代筆」(11.9%)。

 

★西野理子教授(東洋大、家族社会学)の話

・子が就職に失敗し、経済的に自立できないと親の負担は続く。

・年金も減る中で、保護者にはリスクを減らしたい考えもある。

・ブラック企業の存在が知られ、保護者に不安感がある。

・保護者の同意をブラック企業が悪用する可能性もある。

 

 皆さんなら「オヤオリ」行きますか?「オヤカク」しますか?

 「大造じいさんとがん」の「ううん」と「うーむ」の違いをふと思い出してしまいました。