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賛燦山48 チョコレート 

 2月14日は、バレンタインデー。私にはあまり縁のない日ですが、3年前(2021年)に「No959  2月14日」で紹介しました。

★バレンタイン司祭

・バレンタインは、3世紀のローマ人の司祭の名前。

・イタリアのローマ皇帝は、強兵策の一つとして兵士たちの自由結婚を禁止した。

・これに反対したバレンタイン司祭は、皇帝の命に反して多くの兵士たちを内緒で結婚させた。

・そのため皇帝の怒りをかい、270年2月14日にバレンタイン司祭は処刑。

・後に2月14日は、キリスト教圏の教会ではバレンタイン司祭に捧げるミサ等が行われ、ヨーロッパを始め、各地域に広まり、「恋人たちが愛を誓い合う日」になる。

 

★バレンタインチョコレート

・女性が男性にチョコレートを贈る風習は日本独自のもの。

・日本でバレンタインデーにチョコレートを送る風習は1970年代後半に定着。

・ヨーロッパでは、「愛の日」と呼ばれ、花、ケーキ、カードなどを贈るのが一般的。

 

 今年は「チョコレート」について調べてみました。

★チョコレートの歴史

・南米が原産で、紀元前のマヤ文明ではすでに栽培食物。

・16世紀、ヨーロッパに持ち込まれる。コロンブスがスペインにカカオをもたす。

・18世紀までは、嗜好、薬用、強壮を目的とした飲み物。

・19世紀、ココアパウダーが作られるようになり、チョコレート飲料として定着。

 1847年、イギリスのジョセフ・フライがカカオ豆をすり潰して砂糖を加えたものにココアバターを加え、食べるチョコレートの原形を開発。

 

★日本のチョコレート

・日本で初めて史料に登場したのは1797年(江戸中期)、長崎の有名な遊女町だった丸山町・寄合町の記録に、遊女が長崎出島の阿蘭陀人(オランダ人)よりもらい受け、届け出た品に「しょくらあと六つ」という記載がある。

・阿蘭陀人は日本に赴任する際にチョコレートを持参し、帰国の際に遊女に分け与えた。

・「長崎聞見録」(廣川獬)には、「しょくらとを(チョコレート)は、紅毛人(オランダ人)が持ち渡る腎薬」と紹介。

 

・日本初のチョコレートは、1878年東京・両国の米津凮月堂(現在の東京凮月堂)が販売。漢字で「貯古齢糖」と紹介された。

・森永商店(現在の森永製菓)が、1899年、クリームチョコレートの生産開始。1909年、板チョコの生産・販売開始。1918年、日本初のチョコレート一貫製造開始。

・1932年、神戸モロゾフ製菓(現モロゾフ)が日本初のバレンタインチョコレートを販売。

 

★チョコレートの効能

・「カカオポリフェノール」には、病気や活性酸素の働きを抑え、動脈硬化の予防、ストレス改善、抗菌作用、血圧低下、アレルギーの改善、認知症予防、美肌効果などがある。

・「テオブロミン」には、記憶力や集中力を高めたり、やる気を出したり、脂肪の蓄積を防ぎ、体重増加を抑える効果がある。

・チョコレートの香りが、集中力や注意力、記憶力を上げる。

・チョコレートを食べた方が、陸上競技のスタートの反応時間が短い説あり。

・カルシウム、マグネシウム、ミネラル類が豊富に含まれた栄養バランスの良い食品。

 

★データ(日本インフォメーション株式会社、2024年2月6日)

・今年プレゼントする予定あり(47%)

・全体では、「家族チョコ」(55%)が高い。女子高生は「友チョコ」(61%)、20代会社員(未婚)は「本命チョコ」(76%)が最も高い。

・今年のバレンタインデーの予算合計は、平均¥4008(¥452減少)。

 本命チョコ(¥2277)、マイチョコ(¥2038)、家族チョコ(¥1180)、義理チョコ(¥880)、感謝チョコ(¥861)、友チョコ(¥727)

・今年プレゼントする人数の予定は、4.0人(0.4人減少)。

・購入予定場所は、「デパート・百貨店」(36%)、次いで「スーパー」(32%)。

 高校生は「手作り」(46%)、大学生は「スーパー」(44%)、20~50代は「デパート・百貨店」が最も多い。

 

 高校生の手作りチョコレートなんて微笑ましいじゃないですか?