· 

賛燦山39  日本の英語力

 雪ですね。気をつけてお帰りください。1月24日(水)の読売新聞「学ぶ 育む」の欄にあった「英語能力指数 日本は87位」の見出しが目に留まりました。

 

★2023年「英語能力指数」ランキング

・語学学校などを世界展開する「EFエデュケーション・ファースト」の調査

・英語を母語としない113の国・地域を対象。

・調査は、2011年から毎年公表。

・EFの無料オンラインテストを受けた約220万人の結果を基に、英語レベルを指数化。

・英語レベルを「非常に高い」「高い」「標準的」「低い」「非常に低い」の5段階に分ける。

 

★日本

・87位。前年は80位(7つ順位を下げる)。

・レベルは、8年連続「低い」段階。

 

★「非常に高い」12の国・地域

①オランダ、②シンガポール、③オーストリア、④デンマーク、⑤ノルウェー、⑥スウェーデン、⑦ベルギー、⑧ポルトガル、⑨南アフリカ、⑩ドイツ、⑪クロアチア、⑫ギリシャ

・シンガポール、南アフリカを除けば、ヨーロッパ諸国。

 

★アジア

・「非常に高い」 2位シンガポール 

・「高い」 20位フィリピン 25位マレーシア 29位香港

・「標準的」 49位韓国 57位ネパール 58位ベトナム 60位インド、バングラデシュ

・「低い」 64位パキスタン 73位モンゴル 79位インドネシア 80位中国 87位日本 90位ミャンマー 

・日本はアジアでワースト9位。

 

★数字から見えてくる考察

・若者の英語力は、2015年以降引き続き低下。

・多くの国でパンデミック(新型コロナウイルス)に影響したと思われる低下が見られる。

・ビジネスシーンでの英語力は向上。多くの国で2015年以降着実に上昇傾向。

・男女格差は拡大傾向。男性の英語力は向上、女性の英語力は低下傾向。

グローバル統一の動きではなく、63カ国が男女平等か、それに近い水準。

・地域別では 東アジアの習熟度は4年連続で低下傾向。中東の習熟度は低迷。

ラテンアメリカの英語力は着実に向上。ヨーロッパは、横ばい。

アフリカの英語力は、チュニジアとアルジェリアが急速に向上。それ以外は、ほぼ停滞。

 

★EF日本法人担当者の話

・アジア各国ではビジネスで英語を使う場面が多く、21歳以上の英語力が上がる。

・一方で、英語を使わない労働環境の日本では逆に下がっている。

・日本の英語力は例年並みだが、順位は下がった。

・英語力を伸ばしている他の国や地域に対して、日本は置いていかれるのではないか。

 

 英語力を伸ばしている国や地域と何が違うのか?一日も早く日本の英語教育の改革で、英語コンプレックスがなくなってほしいと願っています。