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賛燦山37 鬼文化クイズ1

 さて、今日は節分。今年も駅前のお惣菜屋さんでも朝から店先に恵方巻をたくさん並べていました。種類が増えたような気がします。気のせいか大きくなったようにも感じます。

 食べずらそうで、私はあまり購買意欲がわきませんが。

 昨年も恵方巻と節分に触れたので、今年もふり返ってみます。

★恵方巻

・江戸時代後期頃から、大阪の船場で節分の日に、商売繁盛を願い、恵方を向いてのり巻きを食べる風習が出てきた。その風習が「恵方巻」。

・今年の恵方は、「東北東やや東」。

・恵方巻は、7種類の具(七福神に見立てる)が入り、夜(鬼は日が暮れて現れる)、言葉を発せず(福が逃げないように)に食べると願い事が叶う。

・恵方巻は、1989年広島のセブンイレブンで販売すると、飛ぶように売れた。

 

★節分(英語でsetsubun)

・節分の文化は中国から伝来。節分という言葉は、「季節を分ける」という意味。

・古来より、「季節の変わり目には邪気が入りやすい」と考えられていたので、その「邪気を払う」意味合いから、「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆をまく。

・豆には投げ方があり、上から投げるのはタブーとされ、貧乏神がつくと言われている。

・豆をまいた後、すぐに窓を閉める。(鬼が戻ってこないように)

・節分の際にまく「福豆」は、炒った大豆。(米よりも粒が大きく、悪霊を祓うため)

・新潟・福島・北海道などの北日本では、落花生をまく。

・節分に恵方巻以外に食べると良いとされる食べ物は、豆腐。白い豆腐は古くから鬼の邪気を払う霊力のある食べ物とされてきた。

 

 今日の日本経済新聞別冊「プラス1」の「何でもランキング」は、日本の独特の「鬼文化」についてのクイズでした。今日、明日お楽しみください。(正答率の低い順のランキングになっています。)

★鬼文化クイズ

Q1. 鬼の持ち物でないのは?(20.2%)

① 打ち出の小づち ②隠れみの ③角かくし

 

Q2. 節分の日に豆まきをしなくていいといわれる家の名字は?(21.0%)

① 渡辺 ②源 ③藤原

 

Q3 鬼の名が付く市町村があるのは?(21.2%)

① 愛媛県 ②京都府 ③岩手県

 

Q4. 「鬼に金棒」の反対の意味の語は?(22.9%)

① 餓鬼に苧殻(おがら) ②豚に真珠 ③神様にも祝詞(のりと)

 

Q5. 鬼の霍乱(かくらん)の「かくらん」とは何?(23.2%)

① 風邪 ②日射病 ③花粉症

 

★鬼文化クイズ

Q1. 鬼の持ち物でないのは、③角かくし。

・鬼の持ち物で欠かせないのが「金棒」。

欲しいものを唱えて振ると出てくる「打ち出の小づち」。

着れば姿を隠せる「隠れみの」。

・「角隠し」は花嫁がかぶる布。鬼嫁になるのを防ぐまじないと言う俗説がある。

 

Q2. 節分の日に豆まきをしなくていいといわれる家の名字は、①渡辺。

・平安時代、源頼光らと酒呑童子を退治し、逃げ延びた家来の茨木童子の腕を羅生門で切り落とした武将が渡辺綱。

・鬼を退治したほど強い渡辺家には鬼が来ない、という言い伝えがある。

・渡辺姓が多い地域では「福は内 鬼も内」という掛け声をするところもある。

 

Q3 鬼の名が付く市町村があるのは、①愛媛県。

・全国で唯一、自治体名に「鬼」が付くのは、愛媛県鬼北(きほく)町。

・栃木県の鬼怒川、長野県の鬼無里(きなさ)、新潟県の鬼舞(きぶ)、福岡県の鬼古賀(おにこが)など、鬼が付く地名は全国に数多くある。

 

Q4.「鬼に金棒」の反対の意味の語は、①餓鬼に苧殻(おがら)。

・「鬼に金棒」とは強いものが強い武器を持って強さが更に増すこと。

・反対は「弱いものが弱い道具を持つ」意味になる。

・「苧殻」とは皮をはいだ麻の茎のこと。飢えて力のない餓鬼に何の脅威にもならないものを持たせても「まるで頼りにならない」という意味。

・「豚の真珠」は、価値の分からない者に貴重なものを与えても無駄だという意味。

・「神様に祝詞」は、分かりきったことでも、口に出してはっきり言う方がよいという意味。

 

Q5. 鬼の霍乱(かくらん)の「かくらん」とは、②日射病。

・「攪乱」とは「暑気あたり」のことで、今でいえば日射病。

・無敵な鬼が暑気あたりすることなど考えられないことから、普段は健康な人が思いがけず弱り、体調を崩すことの例え。

 

★その他の鬼の雑学

・「鬼とは何者なのか?」

 想像上の存在なのに人間と共に生きてきた。

 畏怖すべき怪物である一方、幸福をもたらす神でもある。

 

・鬼が出入りする方角は北東で「鬼門(きもん)」という。

 

・「般若」は、人間の女性が怨念によって鬼と化した鬼女。

 美しい女性の激しい恨みをその表情にたたえているが、口を隠すと、弱々しく泣いているようにも見える。二面性を秘めている。

 

・豆まきをしなくてもいいと言われている名前の人に「坂田」さんもいました。坂田金時が鬼退治で有名。