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賛燦山33 通級指導の実態2

  今日も先週1月26日にNHKの「首都圏ナビ・Webリポート」で放送された発達の特性のある子どもたちが、通級に入れない実態を扱った番組の続きです。

 

★検査の実態

・東京都では、通級に入るために「発達検査」と呼ばれる検査を受けるのが条件になっている。

・検査は自治体や民間の医療機関などで行われれる。

・検査の予約をとろうと区に問い合わせると、ほとんどが埋まっている状況。

・検査を受けるまで、1年以上かかる。

 

◎保護者の声

・発達検査は、病院の予約がまず取れない。5月に予約したら検査は10月、結果は11月。新規受付すらしていないクリニックも多いい。

・転勤のため転校。他県で通級を利用していたことや診断名を転校先に伝えたが、自治体で検査をしなければ利用できないリール。検査は半年待ち、利用開始は1年待ち。

 

◎小児科の声

・記憶力や理解力を測り、検査後の手続きまでを含めると、子ども1人につき約5時間かかる。

・この小児科で実施できる検査数は最大で10件ほど。現在検査は5か月待ち。

 

★専門性の高い教員の養成

 戸田市の中学で初めて特別支援級の担任になった先生の様子が紹介されていました。

・この先生を民間の専門家(LITALOCOパートナーズ 精神保健福祉士)がサポートしてくれます。

・「重視するのは問題行動をする生徒を叱るのではなく、問題が起きないよう環境を変えること」

・先生は、心理学や行動分析に基づく専門的なスキルを専門家から学んでいる。

・学校は、専門家を招いて教員の成長を促す試みに手ごたえを感じている。

 

★東京都の対策

・こうした状況を受けて、都は検査体制の充実に向けて緊急的な支援を行う方針。

・検査を行う心理士の増員、検査の外部委託、民間検査利用費用の半分補助など。

 

 「発達障害」の可能性がある子どもは、6.5%から8.8%に増加しました。次は10%を超えると思いませんか?増加の原因は、いまだに分かっていません。

 通級を利用する子どもの数は、10年で3倍も増えているんです。やっと保護者、学校が、対応の必要性を認識しはじめたからです。さらに需要は高まるでしょう。

 入室条件に必ず検査が必要なんでしょうか?5時間もかかる検査ではなく、検査は継続してできる体制を作ることの方が大事ですよね。

 簡易検査ができる資格を学生にでも取れるようにしたらどうでしょう?

 学校には、専門性のある方の積極的なサポートが必要なんです。

 

 2月のがるべるは17日(土)、山梨から特別支援の専門家をお呼びしてます。ぜひ一緒に学び合いましょう。