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賛燦山15  長いネーミングを考える

 島根から帰りました。初めての冬の島根でしたが、とてもよかったです。島根オススメです。

 今日も日本経済新聞に「名前フロンティア」からです。先週1月6日(金)にあった「長いネーミング」に注目してみます。

★ウェルシアの商品名

「毎日食べねば!11種のヌルねば生姜スープ」

「誰も傷つけたくないスポンジ」

「ブラシはいらないそう思う人に使ってほしいフェイスブラシ」

「ジャージーバターがいい味出してるバタピー」

「目のキワまできわめるアイシャドウブラシ」

「スッと引けるパッと決まるアイブロウブラシ」

 皆さん、これらの商品をご存知ですか?

 

・店頭に並ぶ約半年前からコピーライターらと議論を重ねる。

・「メルカリShops」は2023年2月、商品名を130字まで登録できるようにした。

 

★モノの名前の変化

◎かつての主流

・ブランドや製品のイメージをアピールした商品名。

 洗濯機の「青空」や「うず潮」など。

・製品の数や機能が限られていたため、イメージを伝えるだけで十分だった。

 

◎1970年代オイルショック以降

・経済の低迷が長引くと、消費物の心をつかむための

「温かみのある言葉を入れる」、「セールスポイントを盛り込む」流れが出始める。

・資生堂が80年代に発売した香り付きのシャンプー

「恋コロン 髪にもコロン ヘアコロンシャンプー」

 

◎2000年代以降

・ネット通販の浸透など多様な商品と情報があふれるようになる。

・「効率よく商品を選びたい」消費者心理をくみ取り、長い商品名の傾向が加速。

 

★長い名前の書籍

・長い名前は生活用品だけでなく、書籍の世界にも広がる。

 「このライトノベルがすごい!2024」(宝島社)で1位に選ばれた作品の一つはタイトルが52字。

・長いタイトルが流行するきっかけとなったのは、

 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(2008年刊行、シリーズ累計500万部突破、アニメ化もされた人気作)

 

★「透明な言葉」(谷側嘉浩さん、京都市立芸樹大学講師、哲学者)

・商品の機能やコンテンツの詳しい内容など「中身」が透けて見えるような商品名やタイトル。

・「大量のコンテンツや商品に囲まれる中、『透明な言葉』は子どもを含む幅広い人に情報を即座にわかりやすく伝えられる」

・「単純で誇張的な言葉になりがちで現実の複雑性や感情の機微など単純に表せないことが後回しにされかねない」

 

 いかがですか?長い名前ははじめは新鮮ですが、次第にうっとうしくなるような気がします。ブームではないでしょうか?

 そう言えば「島根か鳥取か分からないけどそこら辺に行きました。チョコレートパイ」という土産がありました。買いませんでしたが、インパクトはありました。