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No弐-986 先生を育てる取り組み1

 読売新聞の「教育ルネサンス」は、11月28日(火)から「〔先生〕第5部 育つ 育てる」というテーマで6回連載されました。今日、明日は、先生を育てるためにどんな取り組みが、どのように広がっているのか、注目してみました。

 

① 高校「教員コース」(11月28日)

★我孫子高校「教員基礎コース」

・1学期 教育実習生との座談会

・夏休み 大学の授業体験など3日間の集中講座

・2学期 生徒による模擬授業、OB・OGによる「凱旋講義」

・冬休み 授業作りなど大学教授らによる集中講座

・3学期 各教科への教員へインタビュー

 

・1~3年の希望者がコース選択できる。今年度は55人(6%)が受講。

・週1回の授業、放課後は近隣の小中学校でボランティア。

・コースを受けた3年生の約8割が教員免許を取得できる大学へ進学。

 

★教育系コース

・2006年度に奈良県が開設したのが始まり。

・現在は愛知や兵庫など11自治体の高校に30校以上。

・千葉県では、我孫子高校など4校に加え、来年度新たに3校開設。

 

 高校生のうちから授業体験や大学での講義を受講させるっていい取り組みですよね。

 

② へき地校での実習(11月29日)

・「へき地学校」は全国の公立小中学校の9%(2022年度)。北海道は36%。

・北海道教育大学では、志願制のへき地校実習を行っている。

★北海道鶴居町下幌呂小学校(全校児童24人)

・昼休みは全学年の児童が体育館に集まり、全員参加のドッジボール。

・複式学級(2学年の児童が16人以下)の指導の難しさ。

 

 私も教育実習が山梨のへき地校でした。段ボールいっぱいにプレゼントをもらったことを今でも覚えています。確かに原点になりました。

 

③ 教職大学院(11月30日)

★教職大学院 

・指導力の高い若手教員と学校運営の核となる中堅教員の養成を目的に、2008年度から開設が始まった専門職大学院。

・22年春、54大学(国立47、私立7)の計約2100人が入学。現職教員(4割)。

・教育プログラムは大学ごとに設定。

 

★埼玉大学教職大学院

・大学院1年生の44人のうち、3割は現役の小中高校の現職教員。

・スキルアップを図る現職の先生と学校への勤務経験がない大学新卒者が共に学ぶ。

・週3日、新卒と現職が一緒に学ぶ講義や演習を実施。

・新卒向け実地研修(年20日ほど)授業、給食、行事、部活動体験。

・現職の院生たちは、各地の研修会に参加。

 

 現職の先生が学び直せる場として、教職大学院生をもっともっと増やすべきです。