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No弐-976 山田太一さん作詞の校歌

 脚本家の山田太一さんが亡くなったことを2日前に各紙が伝えていました。

 その中で12月2日(土)読売新聞に「川崎の小学校を作詞」という見出しが目に留まりました。

 

・1983年の開校当時、初代校長は近くに住む山田さんに校歌の作詞を依頼。

・山田さんは当初「つくる能力はない」と固辞。

・繰り返し要請され、運動会の参観に訪れた。

・その日は悪天候で、雨のなか頑張る児童の姿に「空よ こちらが見えますか」という冒頭の歌詞を思いついた。

・校歌の完成は初年度も半ば以上過ぎてからだった。

 

・昨年、開港40周年の記念事業として「大好きな校歌の4番をつくる」というアイデアが児童から出た。

・1~3番の「空」「雲」「風」に続き「虹」を登場させ、山田さんの歌詞をしっかり受け止めて発展させた4番が完成。

・だが、山田さんに聴いてもらう機会は持てなかった。

・同校では今後、山田さん作の3番までと児童作の4番を行事によって歌い分け、歌い継ぐ。

・大切に保管してきた山田さんの直筆の歌詞は当面の間。校内に展示。

 

 そこでネットで校歌を調べてみました。

★川崎市立下作延小学校 校歌

1.空よ こちらが見えますか 桜の丘と 学校と

 大きな夢が見えますか グングングングン

 強くなるんだ 優しくなるんだ 元気になるんだ 下作延小学校

 

2.雲よ 見ていてくれますか 友達 涙 笑い顔

 仲間さ 雨も風の日も グングングングン

 大事にするんだ 育てて行くんだ みんなの世界だ 下作延小学校

 

3.風よ どこまで飛びますか 地球の明るい未来向け

 いっしょに大きく飛びますか グングングングン

 勉強するんだ 考えぬくんだ あきらめないんだ 下作延小学校

 

 いかがですか?この校歌を読んで授業ができそうですね。

 「空よ こちらが見えますか」「雲よ 見ていてくれますか」最近私も同じことを考えたことがあります。

 忙しいと空や雲を見ても何も感じませんが、ふと気が付くと見とれていたことってありませんか?

 

 「グングングングン」伸び盛りの子どもの勢いのある音が聞こえてきます。文豪道場で文章を書く時、「音」に敏感でありたいですね。

 

 「強くなるんだ」「優しくなるんだ」「元気になるんだ」「大事にするんだ」「育てて行くんだ」「みんなの世界だ」「勉強するんだ」「考えぬくんだ」「あきらめないんだ」

 私なら、どの決意が好きか、話し合わせます。

 

 「みんなの世界」だけ、なぜ「~んだ」を使わなかったのか、

 もし「んだ」を使ったら、どんなことばがいいだろう?

 

 自分が大切にしている「~んだ」(決意)を考えて、話し合わせます。

 最後は、色紙に筆ペンでその決意を書かせてみようかしら。

 教え子のイキイキとした表情が目に浮かびます。