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No弐-944 駅からなくなるもの

 昨日は、新幹線の車内販売が終了したことを話題にしました。今日は、それに関連して、一昨日の読売新聞「関心アリ!」に駅からなくなりつつあるものを取り上げていました。

★ホーム上の時刻表

・南海電鉄は、8月に9駅でホーム上の時刻表を全てQR表示に切り替え。

「スマホの普及を踏まえ、デジタル化を進めている」「ホームに時刻表がなくても改札口などに掲示したり、電光表示で案内したりしていれば問題ない」(担当者)

・名古屋市営地下鉄桜通線もコスト削減を理由に全駅で撤去。

 「ダイヤ改定のたびに、新しい時刻表の作成や設置に数百万円かかる」(市交通局)

・西武鉄道も今は3駅を残し、撤去。他は改札口などで掲示。

 

・JR東日本(2019年から駅により撤去)、JR東海(2021年から駅により撤去)、JR西日本(2017年から駅により撤去)

・東武(一部設置数削減)、

・近鉄、阪急、東京メトロ、大阪メトロ(撤去の予定なし)

 

★時計

・JR東日本は、維持管理費の削減などを理由に、2021年から約500駅を対象に時計を撤去。

・山梨県では昨年2月までにJRの22駅で時計を撤去。

 大月市、上野原市が反発。市議会の時計再設置を求める決議が可決。

 昨年12月7駅で自治体が購入した電波時計が新たに設置。

 時計の維持管理は自治体。

 

★ゴミ箱

・東京メトロは、昨年1月全駅で海外のテロ事件から、中身が見える透明パネルのゴミ箱を設置していたが、「セキュリティー強化」を理由に撤去。

 

 たしかにダイヤ改定のたびにプラスチックの時刻表に数百万円をかけるのは、財政的にも、環境的にも問題ですが、手書きではダメなのかしら?工夫すれば節約できると思うのですが。

 時計も腕時計やスマホで確認できますが、ホームや改札にはあってほしいなと思うのは高齢者の仲間入りかしら?