昨日の新聞各紙に、「今夏 最も暑かった」記事が載っていました。
・今年8月の平均気温は27.48度。
・今年の夏(6~8月)の日本の平均気温が1988年の統計開始以降で最も高かった。
・「猛暑日(最高気温35度以上)」は全国38地点で最多。
・過去151年で一度も猛暑日がなかった函館市で初めて記録。
・全国観測915地点のうち248地点で最低気温が過去最高。新潟県糸魚川市8月10日31.4度。
・千代田区は31日間すべてが真夏日。1875年以降初めて。
★今夏の最高気温の上位
①40度 福島県伊達市、石川県小松市 ③39.8度 大阪府枚方市、新潟県三条市 ⑤39.7度 群馬県桐生市、埼玉県鳩山町、新潟市、福井県坂井市 ⑨39.6度 新潟県村上市、新潟県長岡市 新潟は暑かったんですね。
さて、昨日のバスケットボールワールドカップ・カボベルデ戦を観ましたか?
前回のベネズエラ戦は、第4クオーターで15点差がついた時はもう無理かと、不覚にも酔いが回ってウトウトしてしまいました。気が付いたら大騒ぎになってるじゃないですか?まさかの逆転でした。比江島選手の活躍が素晴らしかったですね。
昨日はいつもと違ってリードする展開だったので、余裕をもって応援できたのですが、第4クオーターで点差が縮まった時はハラハラ・ドキドキしました。
恒例の今日の各紙の見出しに注目してみましょう。
★見出し
・「W杯3勝 夜が明けた」「河村、富永攻撃力全開」「ホーバス流『信じて』快挙」(読売)
・「不屈3勝 五輪つかむ」「いきなり全速 守り抜く」「速攻・3点シュート・・・小ささ支える日本流」「パリへの暁 壁を破った」「話し合い 支えあい 強くなった」(朝日)
・「決めた!!日本24年パリ五輪」「男子バスケ新時代!!48年ぶり」(スポーツニッポン)
・「日本競り勝ち五輪切符」「試練のラスト10分一丸」(日本経済)
・「日本48年ぶり自力で五輪切符」「一丸歴史切り開く」(神奈川)
皆さんはどれが好きですか? 私は「パリへの暁 壁を破った」かな。
・4年前のW杯では5戦全敗を喫し、雪辱を果たした2年前の東京五輪でも3戦全敗。
・体格差、戦術の理解度、技術、経験―日本代表がはね返され続けた高い壁をついに乗り越え、五輪切符をつかみ取った。
・自力での五輪出場は1976年モントリオール大会以来48年ぶり。
★日本チームの特長
・日本の12人の平均身長は192㎝。「世界から見たらかなり小さい。彼らと同じバスケットをしていたら勝てない」
① 「速さ」 相手の攻撃が終わった瞬間、球をいち早く敵陣に運ぶ。
②「体力と連係」 日本の強み。終盤の時間帯に、疲れが出る相手より正確なプレーができるよう鍛錬を積む。
③「3点シュートの徹底」
・ゴールに近いエリアでの得点が伸び、的が絞りづらい攻めになった。
・3点シュートを多投すれば警戒される。本番でのマイナーチェンジがより効果的になった。
★トム・ホーバスヘッドコーチ
・21年の東京五輪で女子日本代表を準Vに導いた手腕が評価され、同9月に男子代表監督に抜擢。
・就任当初は実業団の女子と違い、プロでプライドの高い男子との距離に苦慮したが、チームづくりを進める中で信頼関係の築き方に男女差がないことを確信。
・女子監督時代と同様に選手を信じて気持ちでぶつかった。
・大切にする言葉は「Berieve」。
・どれだけ選手に怒号を浴びせても信頼が揺るがないのは愛情があるからだ。
★日本チームの魅力
・激しい接触でチームメイトが倒れると、すぐさま駆け寄って手を差し伸べる。日本はこの行為をチームのルールにしていた。
・何度相手にはね返されて、ほかの11人が支えてくれる。互いへの信頼が行動に表れていた。
・困ったときに立ち戻る場所があり、12人が同じイメージを共有できるチームになったから、劣勢でも芯をぶらさず、仲間を信じて戦い抜ける。
素敵なチームになりましたね。子どもたちにも手を差し伸べる習慣は身につけさせたいですね。
さすがホ~バス監督。自分の信念を貫いて、こんな学級経営をしてみましょうよ! きっと刺激になったんじゃないかしら?
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