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No弐-870  2023年8月のがるべる

 昨日の第113回定例「8月のがるべる」は、図工専科のS先生の第5回「ちょこっとスキマ課題」いうテーマのワークショップでした。12名(+子ども1名)が参加してくださいました。また、初の原宿会場でした。

 S先生は、過去にも4回ワークショップを開いて下さっています。

①2015年2月「子どもも教師も楽しい工作」

②2017年1月「卒業、入学を祝う掲示物を作ろう」

③2019年3月「ウマイヘタなんて気にならない平面作品!?」

④2020年1月「展覧会におススメ課題」 

 この記録を見ても分かるように3学期が多かったのですが、今回は無理をいって、夏休みの企画にさせていただき、3年7か月ぶりの待ちに待った開催だったわけです。

 

★ちょこっと!スキマかだい

・教室での図工の時間。早く終わった子に何をさせているか?

・「自由帳に絵を描いて待ってて!」でもよいが、簡単な用意と説明で創作の時間になる。

・いろんなところにヒントが転がっている。

・コツコツと材料を集めておくと、その幅は広がる。(トイレットペーパーの芯、食品トレイ、新聞紙、いちごや豆腐パック、梱包材など)

 子どもの作業のスピードは個人差が大きいですよね。早く終わった子にもさらに次に課題を与え、創作意欲を絶やさない。さすがです。

 

◎ちょこっとレベル(1~5)

・数字が小さいほど、準備が楽な課題。

・数字が大きくなるほど、ミニ工作として、授業のスキマやクラス全体で取り組み、お楽しみ時間アイテムにしてほしい。

 

①「ペーパータワー」(レベル1)

・印刷室のウラ紙、画用紙などを利用しての「バランス造形あそび」。

・折ることで紙が立つ。積み方は自由。城のように積む子もいる。高さを競うと盛り上がる。

 

②「つながるクルクル」(レベル1)

・印刷室のウラ紙を利用して、うずまき状にハサミでなるべく長くつなげて切っていく。

・切り終えたら、吊るしたり、廊下に並べて長さ比べをしてもおもしろい。

 

③「デコボコたんてい」(レベル2)

・プリントを頼りに教室の凸凹を探し、端紙にフロッタージュ(こすり出し)をしていく。

 

④「わりばしタワー」(レベル3)

・わりばしを自由に倒れないように組んでいく。

・高さを競うと盛り上がる(最高記録1m76㎝)。

 

⑤「アルミ虫」(レベル3)

・アルミ(30×20)を使って、丸めて、固めて、形作る。

・後付けパーツは両面テープとテープを使う。

 

⑥「マイスリッパ」(レベル4)

・新聞紙で自分の足を包み、底の大きさで折り畳み、ビニールテープで貼り固める。

・つま先の入る部分も同様に作り、底の部分とつなげながら装飾をする。

 

⑦「ダンちゃん」(レベル5)

・段ボール片にモールを手足に見立て通す。

・カラーペンで顔や服を描く。

 

⑧「キラキラボール」(レベル5)

・新聞紙(見開き1枚)を丸め、水に浸し、たれない程度に丸めて絞り、ポリ袋に入れる。

・てるてる坊主状に輪ゴムでとめる。

・ボール部分に、ビニールテープやキラキラテープを貼る。

・すずらんテープ長めに取り、輪ゴムのところをしばり、長めのしっぽにする。

・外で飛ばすとキラキラして楽しい。

・しっぽを持って回して飛ばしてもおもしろい。

 

⑨「とばしてポンッ!」(レベル5)

・板段ボールに5㎝位の切り込みを入れ、洗濯ばさみの金具を差し込み、板段ボールとビニールテープなどで貼り、固定する。

・割り箸一膳の太い方に両面テープでキャップを貼る。細い方は、洗濯ばさみの金具を挟み、ビニールテープでしっかりとめる。

・アルミホイルを丸めて球を作り、キャップにのせて、とばす。

 

 いつも感心するのは、参加者の皆さんが、得意、不得意にかかわらず、夢中になって作業をしてしまうところです。

 それは、きめ細かい入念な準備と的確な声掛けがあるからです。

 どんな作品でも「よさ」を発見してくれるからです。日頃の授業が目に浮かびます。

 あらためて、どの教科でも「いい授業」の条件は、きめ細かい準備と的確な声掛けだですね。。

 先ほど参加された桑畑先生からこんなメールをいただきました。

「本当にもっとたくさんの先生方に広げてこの楽しさを体験してもらいたい。

 いや保護者の方たちにも体験してもらったら子どもを見る目が変わって来る」

 

 あー、楽しかった!老若男女、職業を問わず、楽しかった感激や体験は、きっと明日への意欲や活力になると信じます。

 次回が待ち遠しいです。ありがとうございました。