· 

No弐-831  七夕を前に  (七夕4)

 明日は七夕ですね。7月7日にはどんなことを書いていたか、ふり返ってみました。

 

★No11(2018年)  違いがわかるシリーズ1

 6チャンの「あさチャン」の「あさトク」というコーナーでやっていた豆知識を紹介しました。

①ものさしと定規の違い 定規は「線を引くためのもの。メモリなし」、ものさしは「長さを測るためのもの。メモリあり」。

②預金と貯金の違い 貯金は「郵便局」に、預金は「銀行などの金融機関」に金銭を預けること。

③時間を知らせるハト時計の正体は、カッコウ。

④「柿の種」は、創業者の奥さんがうっかり金型を踏みつぶしてしまい、現在の種型に。

⑤JR山手線の起点は品川駅、終点は田端駅。

⑥トウモロコシの実の粒の数は偶数。ひげと粒の数は同じ。

 

★No376(2019年)  久々の磯野家

 「磯野家の危機」(東京サザエさん学会 宝島社2018)から、磯野家の秘密エピソードをいくつか紹介しました。

①磯野家が登場したのは、1946年(昭和21年)。波平の転勤で福岡から上京。

②波平54歳、フネ48歳、サザエ27歳、カツオ11歳、ワカメ7歳、マスオ32歳

③サザエは、波平の会社の友人の世話でお見合い結婚。場所は、福岡のデパートの食堂。

④波平とフネが結婚したのは、1920年(大正9年)前後。

⑤波平には、姉と妹がいて甥にノリスケ。双子の兄(海平)がいて、頭の毛が2本。中学を出て、会社は銀座あたり、社名と業種は不明、定年(55)間近。

⑥フネは、旧姓石田、静岡生まれで女学校出。

⑦マスオは、大阪生まれで早稲田を卒業したらしく、郊外に自社工場を持つ製薬会社の有楽町本社の経理課に勤務、1966年に係長に昇進。

⑧磯野家は読書好き。サザエは、推理小説、ミステリーの大ファン、ベストセラーもよく読む。

 

 3年前のNo742(2020年)から七夕のことを書いています。

 2年前のNo弐-101(2021年)七夕2では、前日に、昨年調べたことをもとにクイズを作ってみました。

Q1.七夕は、江戸時代に定めた日本の「五節句」の一つですが、「〇の節句」?

 ①七(なな) ②願い(ねがい) ③笹(ささ)

 

Q2.七夕の季節になると2つの星が輝きを増し、光が強くなり、この2つの星が最も輝きを増すのが8月7日頃と言われているが、その2つの星の名前は何? 

 ①ベガとアルタイル ②ドガとナイタイル ③ベンと(が)デルタ

 

Q3.織姫と彦星は、恋人ではなく、お見合い夫婦。新婚からしばらくして、あることが原因で引き離されてしまいったが、何が原因?

 ①旅行に行った ②けんかをした ③遊びすぎた

 

Q4.その後、神様の言うことを聞いたので、1年に1度、2人は7月7日に会うことが許される。その日は星がたくさん輝いていたのが、天の川の水かさが増し、渡れそうにない。困った2人を見ていた鳥たちは橋をかけてあげた。その鳥は?

 ①はくちょう ②かささぎ ③ぺりかん

 

Q5.過去59年間(2020年時点)の七夕の夜に東京が晴れたのは、何回?

 ①8回 ②18回 ③28回

 

Q6.七夕の日に短冊に願い事を書くのは、何のため? 

 ①字がうまくなるため ②願いをわすれないため ③人に見せるため

 

Q7.七夕では決まってある食べ物を食べるしきたりがある。その食べ物とは?

 ①うどん ②冷やし中華 ③そうめん

 

Q8.歌にも「五色の短冊」が出てくるが、赤・黄・青(緑)・白の他に何色?

 ①金 ②黒 ③茶

 

Q9.彦星は、漢字では「牽牛(けんぎゅう)」とも書くが、「牽牛花」と呼ばれる花は何?        

 ①ひまわり ②あじさい ③あさがお

 

Q10.短冊には笹の木を飾るが、それはなぜ?

 ①においがいい ②まよけになる ③くさらない

 

 昨年No弐-467(2022年) 七夕3では、新しく問題を加えてみました。

Q11. 「たなばた」とは何のこと? 

 

Q12. 「ささの葉さらさら~」で始まる七夕の歌の名前は?

 

 さて、今年はさらに3問加えてみました。

Q13. 七夕の歌に出てくる「のきば」とは、どこのこと?

 ①原っぱ ②ひさし ③ものほしざお

 

Q14. 昔は短冊に書く願い事は、ある植物に溜まった露で墨をすって書いた。その植物は? 

 ①スイカ ②アサガオ ③サトイモ

 

Q15. 七夕の飾りはいつまでに飾る?

 ①7月4日の夜  ②7月6日の夜  ③ 7月7日の朝

 

 明日はこの何問か「授業のまくら」に使ってみてはいかがでしょう? 

 

Q1.③笹 1月7日 人日(七草粥を食べる日)、3月3日 上巳(雛祭り、桃の節句)、5月5日 端午(5月最初の午の日)、9月9日 重陽(菊の節句)

 

Q2.①ベガとアルタイル 2つの星の実際の距離は約140兆km。

 

Q3.③遊びすぎた

 

Q4.②かささぎ  カチガラスとも呼ばれ、カラスの仲間。佐賀県に生息し、佐賀県の県鳥にもなっている。

 

Q5.②18回 70% 七夕当日の雨は催涙雨、洒涙雨(さいるいう)と呼ばれていて、雨を悲しみの涙か嬉し涙かの解釈があるが、どちらも織姫と彦星が流す涙だと言われている。

 

Q6.①字がうまくなるため 江戸時代は、字が上手に書ける、読めることがステータスのひとつ。

 

Q7.③そうめん そうめんを食べるという習慣は奈良時代に中国から伝わった。中国では、7月7日に食べると「1年間無病息災で過ごせる」という伝説がある。

 

Q8.②黒 青(緑)「人間力向上」、赤「父母や祖先への感謝」、黄「知人・友人への感謝」、白「ルール遵守、義務遂行」、黒(紫)「学業向上」。

 

Q9.③あさがお 昔、中国では、アサガオの種が薬として非常に高価で珍しいもので、贈られた人は牛を引いてお礼をしたことから、そう呼ばれた。日本では江戸時代に、七夕の頃に咲くアサガオは「牽牛花」と呼ばれ、縁起が良いといわれている。

 

Q10.  ②魔除けになる。笹を使う理由は、笹の葉や竹は古くから「神聖なもの」として扱われた。竹は、筍から親竹へと成長するスピードが早く生命力が非常に強く、笹の葉は、強力な殺菌力を持ち魔除けの力がある。笹の葉がすれ合う音も神様を招く言い伝えもある。

 

Q11. 機織り機。もともとは「七夕」を「しちせき」と読んでいたが、「たなばた」と読むようになったのは、神様に捧げる衣服を織りあげる女性「棚機津女(たなばたつめ)」の伝説に由来。

 

Q12. 「たなばたさま」。1941年に文部省が発行した「うたのほん」に掲載された。

 

Q13. 七夕の歌に出てくる「のきば」とは、②ひさしのことで、漢字で書くと「軒端」。家の壁よりも外側に突き出ている屋根のこと。

 

Q14. 昔は短冊に書く願い事は、③サトイモに溜まった露で墨をすって書いた。サトイモの葉に溜まった露は天から授かった水と考えられ、その水で書くことで願い事が叶うと考えられていた。

 

Q15. 七夕の飾りは、②7月6日の夜までに飾る。七夕の飾りは「一夜飾り」が一般的。7月6に飾ってその日の夜まで飾る。7月7日に海や川に流すのが古くからの習わしだった。