先週北海道を旅した時、帰りに新さっぽろにあるサンピアザ水族館に立ち寄りました。出口付近に「魚偏の漢字 初級・中級編」「魚偏の漢字 上級編」のクイズがありました。挑戦したものの、なかなか難しいではありませんか?
そこで今日は「初級・中級編」(36問)の中から問題を考えてみました。
Q1. 「鰆」魚偏に「春」と書いて何と読みますか?
Q2.「鰍」魚偏に「秋」と書いて何と読みますか?
Q3.「鮗」魚偏に「冬」と書いて何と読みますか?
残念ながら魚偏に「夏」はありませんでした。
Q4.「鱈」魚偏に「雪」と書いて何と読みますか?
Q5. 魚偏に「鬼」と書いて何と読みますか?
Q1. 魚偏に「春」と書いて「鰆(サワラ)」。
・その名の通り、瀬戸内では春を告げる魚。サバ科に属する海水魚の一種。細長い体の大型肉食魚。成長するに従って呼び名が変わる出世魚。
Q2. 魚偏に「秋」と書いて「鰍(カジカ)」。
・北海道南部以南の日本各地に分布。地方によっては、ゴリ、ドンコと呼ばれることもある。
Q3. 魚偏に「冬」と書いて「鰶(コノシロ)」。初めて聞きました。ご存知でしたか?
・ニシン科に分類される魚類。東アジアの内湾に生息する海水魚。食用で漁獲。成長するとともに味が落ちる「逆出世魚」と言われることもある。
Q4. 魚偏に「雪」と書いて「鱈(タラ)」。
・北半球の寒冷な海に分布する肉食性の底生魚。日本近海ではマダラ、スケトウダラ、コマイの3属3種が分布するが、単に「タラ」と呼んだ場合はマダラ。
Q5. 魚偏に「鬼」と書いて「𩹷(イトウ)」。
・日本最大級の淡水魚。体長は1mから大きいものでは1.5mに達する。サケ科の魚としては長命である半面、成長速度が非常に遅いという特性がある。
・左端からタテに答えを見つけました。
①鮠(はや)鰈(かれい)鱚(きす)鯰(なまず)鱒(ます)
②鯖(さば)鰌(どじょう)鰤(ぶり)鮪(まぐろ)鮑(あわび)
③鯡(にしん)鰐(わに)鰕(えび)𩸽(ほっけ)
④鯏(あさり)魴(ほうぼう)魳(かます)鮹(たこ)
⑤鱈(たら)𩹷(いとう)鯒(こち)鰰(はたはた)
⑥鮫(さめ)鯉(こい)鯛(たい)鱶(ふか)
⑦鰮(いわし)鮒(ふな)鮎(あゆ)鮃(ひらめ)鯨(くじら)
⑧鰆(さわら)鰒(ふぐ)鱧(はも)鮗(このしろ)鮭(さけ)
「鮠」と「鯒」は、よく知りませんでした。調べてみると
・鮠(ハヤ)は、日本産のコイ科淡水魚のうち、中型で細長い体型をもつものの総称。ハエ、ハヨとも呼ばれる。
・鯒(コチ)は、上から押しつぶされたような平たい体と大きなひれをもち、海底に腹ばいになって生活する海水魚の総称。
ニシンは(鰊・鯟)、エビは(海老・蝦)、アサリは(浅蜊)、タコ(蛸)、イワシ(鰯)、ヒラメは(平目)、フグは(河豚)の方が馴染みがあるかもしれませんね。
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