相撲も今日は夏場所千秋楽。4場所連続休場明けの横綱・照ノ富士が復活Vを決めました。
読売新聞では、今場所も相撲の記事の中に「知る 国技」と題して、相撲の雑学を紹介しています。その中からクイズを8問作ってみました。
1.「付け人」(5月18日)
・十両以上の力士の世話をする役目。
・まわしの着脱から入浴まだ様々な仕事がある。
・通常は2~3人、横綱には約10人が付き、親方にも配置される。
Q1. 「付け人」は大相撲にだけ使われますが、一般的には何と言うでしょう?
①練習生 ②弟子 ③付き人
Q2. 「付け人」は、相撲協会からも給料は貰えないのですが、2ヶ月に一度、場所手当が支給されます。幕下はいくらもらえるでしょう? ①10万円 ②15万円 ③20万円
2.「水入り」(5月21日)
・膠着状態に陥った際、取組を止めていったん休ませるのが「水入り」。
・両力士に力水をつけ、まわしを締め直し、同じ体勢で再開する。
・取り直しとなるケースもある。
Q3. 横綱同士の初の水入り優勝決定戦(1971年初場所)は、誰と誰の取り組みだったでしょう? ①大鵬VS柏戸 ②大鵬VS玉の海 ③玉の海VS北の富士
Q4. 過去、所要時間で一番長かった取り組みは、1951(昭和26)年の9月場所の大起VS二瀬山戦でした。何分かかったでしょう? ①12分 ②19分 ③32分
3.「つり屋根」(5月25日)
・「屋形」と呼ばれるつり屋根は天井からワイヤで吊るす。
・伊勢神宮の「神明造り」を習う。
・かつては土俵を囲む4本の柱の上に載せられていたが、1952年に柱を撤去し、客席から取組がより見やすくなった。
Q5.「つり屋根」の重さはどのくらいでしょう?①1.5t ②6.5t ③10.5t
Q6. 屋根の四方には、4色の「房」が下がるが、違う色は何でしょう?
①赤 ②緑 ③黒
4.「顔触れ言上(ごんじょう)」(5月26日)
・立行司や三役行事が土俵上で次の日の取組を読み上げ、翌日の来場を呼び掛けるセレモニー。
・行事が「相撲字」と呼ばれる独特の書体で対戦する2人のしこ名を紙で記す。
・読んだ後は後方に控える若手の呼び出しに手渡す。
・披露された紙は屋外の掲示板などに貼り出される。
・全体で7分ほどかかり、取組の進行次第で割愛される場合もある。
Q7. 通常はいつ行われるでしょう?
①幕内取組開始前 ②十両取組開始前 ③幕内中入り後
Q8. 全体で何分ほどかかるでしょう? ①5分 ②7分 ③10分
Q1. 「付け人」は、一般的には、③付き人という。
・日本のプロレス団体では、入団からデビューするまでの選手を「練習生」と呼ぶ。
・将棋界や囲碁界では、正式なプロになる前の修行時代に、師匠の家に住み込む弟子を「内弟子」、通いの弟子を「外弟子」と呼ぶ。
Q2. 「付け人」のは、2ヶ月に一度、場所手当が幕下で②15万円支給される。
・幕下15万・三段目10万・序二段8万・序ノ口7万。
Q3. 横綱同士の初の優勝決定戦(1971年初場所)は、②大鵬VS玉の海の取り組み
・大鵬が玉の海を寄り切って1敗で並ぶ。優勝決定戦では、水入りの大相撲。
最後は玉の海を寄り切り、32回目の優勝を果たし、最後の優勝となった。
・4分を超えたあたりから、計時係審判が経過時間を見て、正面の審判長に合図を送り、手を挙げ、行司の判断で両者の背中を叩いて中断させる。
・2度目の水入りとなった場合は審判委員が協議し、後の取組を挟んで取り直し。それでも水が入る場合は、引き分け。
Q4. 過去に所要時間で一番長かったのは、③32分。
・所要時間の長さでは、1951年(昭和26年)9月場所14日目、大起VS二瀬山戦は2番後取り直しの相撲でも水入りとなり、合計32分。この記録が最長。
Q5. 「つり屋根」の重さは、②6.5t。
Q6. 「つり屋根」の屋根の四方にない色の「房」は、②緑。
・4色は赤、青、白、黒。それぞれ四季と四神を表している。
Q7. 「顔触れ言上」は、通常は、①幕内取組開始前に行われる。
Q8. 全体で②7分ほどかかる。
・横綱土俵入りが午後4時 15分までに終われば行ない、過ぎた場合は省略される。
・口上は「はばかりながら,明日(みょうにち)の取組をご披露つかまつります。」
・幕内取組すべてを披露して「右,相務めまする間、明日もにぎにぎしく,ご来場をお待ち申しあげます。」
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