いよいよGWは最終日。どちらかお出かけされましたか?
今日もまたクイズを選びました。明日からの「授業のまくら」のお役に立てていただけたら幸いです。
昨日の朝日新聞に校閲センターからのクイズが9問出題されていました。
「タイパ」って何の略語?「五月雨」ってなんて読む?何月の雨?なんて尋ねたら、子どもたちらしい珍回答が期待できそうですね。
少し表現の仕方や問題、答えを変えて7問作ってみました。挑戦してみてください。
Q1. 「こいのぼり」。中国にはコイが急流を登り切ると、ある生き物になるという伝説があるが、その生き物とは何? ①竜 ②鳳凰 ③白鯨
Q2. 「恐竜」。呼び方のもとになったのは、ギリシャ語で「恐ろしいほどに大きい〇〇」という意味だが、その生き物とは何? ①ゾウ ②ドラゴン ③トカゲ
Q3. 春は新茶の季節。スーパーや菓子店、カフェで「抹茶」の商品をよく見かけるが、「抹」とはどんな意味? ①泡立てる ②練り上げる ③すりつぶす
Q4. 「おもむろに」とはどういう意味? ①ゆっくりと ②ふいに ③なにげなく
Q5. 「メイキョウシスイ」ってどんな漢字? ①明鏡視水 ②明鏡史水 ③明鏡止水
Q6. 季語は何? ①アサガオ ②セミ ③スイカ
Q7. 女子日本代表の愛称は何?
①さくらジャパン ②なでしこジャパン ③おりひめジャパン
・「タイパ」は「タイムパフォーマンス」の略語。時間対効果、時間効率。
・「五月雨」は「さみだれ」6月の雨。梅雨の時期の長雨。
Q1. こいのぼり。中国にはコイが急流を登り切ると、ある生き物になるという伝説があるが、その生き物とは、①竜
・急流は中国の河川・黄河にあり、「竜門」と呼ばれている。
・「登竜門」はこの伝説が由来。突破すれば、立身出世ができる関門のたとえ。
Q2. 「恐竜」。呼び方のもとになった西洋の言葉では「恐ろしいほどに大きい③トカゲ」という意味。
・ギリシャ語の「deinos sauros」に由来し、19世紀に英国の古生物学者が、「恐ろしいほどに大きい」(deinos)と「トカゲ」(sauros)を合わせて作られた言葉。
・日本では大型の爬虫類と言えば「竜」を思い浮かべたので、「恐竜」と書くようになった。
・かつては「きょうりょう」と読むこともあった。
Q3. 春は新茶の季節。スーパーや菓子店で「抹茶」の商品をよく見かけるが、そもそも「抹」は、③すりつぶすという意味。
・抹茶は、上等な茶葉を蒸したり乾燥させたりしたあと、臼などでひいて粉末にしたもの。
・茶摘みの季節は春だが、抹茶は半年ほどで熟成されるので、秋が旬。
Q4. 「おもむろに」とは、①ゆっくりと
・漢字では「徐々に」の「徐」を使って「徐(おもむろ)に」と書く。
・文化庁の2014年度の調査で4割が「不意に」と言う意味でとらえていた。
・「やおら」も同じ意味の言葉。
Q5. 「メイキョウシスイ」は、③明鏡止水
・くもりのない鏡と、止まったように静かな水のこと。
・心に邪念がなく、澄み切った静かな心境を表している。
・大一番に臨むときに使う。
・意味の似た四字熟語に「虚心坦懐」がある。
Q6. 季語 ①アサガオ(秋)、②セミ(夏)、③スイカ(秋)
・季語は旧暦がもとになり、現在の感覚とは異なるものがある。
・アサガオは秋の訪れを告げる花とも言われている。
Q7. 女子日本代表の愛称 ①さくらジャパン(ホッケー)、②なでしこジャパン(サッカー)、③おりひめジャパン(ハンドボール)
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