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No弐-761 チャットGPT1

 「チャットGPT」という言葉を耳にする機会が増えたと思いませんか?そこで、先週4月21日(金)の読売新聞にあった「基礎からわかるチャットGPT」に注目してみました。

 

★オープンAIが開発したチャットGPT 

・オンライン上で質問や指示を日本語や英語で入力すると、まるで人間を相手にしたような自然な対話や受け答えをする。

・2022年11月に無料公開されると大きな話題を呼び、2カ月間で利用者は1億人突破。

・ホームページやニュース、SNSなどオンライン上にある膨大な情報を読み込み、文章中の重要な単語や単語同士の関係などを学ばせた。

・これまでのAIよりも格段に自然な文章を作成することが可能。

・オープンAIが開発したAIモデル「GPT-3」の改良版を使用。

・GPTは「Generative Pre-trained Transformer」の略で、文章を生成するために事前訓練を行った「トランスフォーマー」(米グーグルが2017年に開発した言語学習手法)という意味。 

 

★例1 「「『4月』、『東京』、『桜』をテーマに小説を書いて」

・約300文字の文章を作るのにかかった時間は30秒。

・文法上のミスや表現のぎこちなさなども見当たらない。

・もう一度同じテーマで小説を書くように求めると、今度は異なる物語を書き始めた。

 

★例2 「チーズを使った時短レシピを教えて」

・炊飯器を使って作れるチーズリゾットや市販のソースにチーズを加えるパスタのレシピを並べた。

・回答の最後には「いずれも簡単に作れるので、忙しいときや手軽に食事を作りたいときにぴったりです」とコメントをつけ加えた。

 

・ほかにも、要約や翻訳、詩、プレスリリース、企画書・履歴書などの定型文。コンピューター言語によるプログラムなどを指示に従って作成できる。

 

・質問によっては内容に誤りが含まれるケースも目立つ。

★例3 「日本の歴代総理大臣を教えて」

・総理大臣になった事がない政治家を複数挙げる。

・一部の元首相には言及しなかった。

 

・著名人や自分の名前を入力し説明を求めると、でたらめな回答をすることも多い。

 

・もっともらしい日本語で答えるため、知識がない状態で読んでも、どこが正しくてどこが誤っているかをすぐに判決できずに厄介。

・画面上でも不正確な情報を返すことがあるとの注意書きがある。

 

 「これ、誰の文章?」ラブレターも疑われたり、通知表の所見だってこれ先生の文章?なんて疑われたりしないかしら?と不安になりました。 明日につづく。