13年ぶりに小樽に来ています。「おたる」の地名は、アイヌ語の「オタルナイ」(砂の中を流れる川)に由来しているのをご存知でしたか?
うーむ。ガラス細工とオルゴールの店、お寿司屋さん、同じ店ばかりで大丈夫かしら?というのが1日目の印象でした。
さて今日は、給食費に注目してみます。3月30日(木)読売新聞「新聞@スクール」からです。
・2021年度の給食費は、公立の小中学校とも過去最高(文科省の調査)。
・給食費の月額平均 公立小学校4477円(前会調査の18年度より3%増)、中学校5121円(3.6%増)。
・22年度以降はウクライナ侵略や円安の影響で、小麦や油を中心に食材はさらに高騰し、各教育委員会は厳しいやり取りが続いている。
★都道府県別
・小学校①長野県(5090円)、②新潟県(5008円)、③徳島県(4969円)、④岡山県(4942円)、⑤富山県(4913円)、最安は滋賀県(3929円)
・中学校①富山県(5836円)、②長野県(5824円)、③新潟県(5819円)、④石川県(5703円)、⑤岡山県(5601円)、最安は茨城県(4452円)
・長野市は地産地消にこだわり、長期休暇が短く、年間の提供回数が多い。
・富山市は、果物を小さく切るなど給食費を押さえる様々な工夫を重ねている。
★完全給食
・「完全給食」とは、パンや米飯などの主食とおかず、牛乳がそろう。
・小学校98.7%、中学校89.1%、全体94.3%(0.8ポイント上昇)
・神奈川県公立中 44.5%→82.3% 横浜市では配達式弁当を給食に位置付けた。
一方、物価高や少子化への対策として給食費の無償化に注目が集まっている。3月6日(月)の朝日新聞からです。
・公立小中学校で無償化していたのは全国76市町村(17年度文科省調査)
★無償化を実施中の主な自治体
小中学校(大阪市、青森市、愛知県豊橋市、台東区)
第3子以降の小中学校(千葉市)
★新年度から無償化を始める主な自治体
・東京都内では、新年度9区1市が無償化を実施する予定。
小中学校、保育所(中央区)、小中学校、幼稚園(荒川区)、
小中学校(葛飾区、品川区、北区、世田谷区)、中学校(足立区)、
第2子以降の小中学校(練馬区)、第3子以降の小中学校(狛江市)
・小中学校(大分県宇佐市)、小学校、2月から中学校(千葉県市川市)、中学校(水戸市)
★福島尚子准教授(千葉工大、教育行政学)の話
・学校給食は子どもの成長や発達に不可欠。
・コロナ禍や物価高のなか、家庭の経済事情で区別するのではなく、誰もが平等で食べられ、子どもの権利が満たされる社会が望ましい。
・無償化が各家庭にとって負担軽減になることは間違いない。
・自治体によって支援内容が違うことが気になる。
・無償化が自治体間で争わなければならい状況自体がおかしい。
・国の責任で、全国一律で無償化にするべきだ。
私もそう思います。
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