今日から新年度スタート出勤の方が多いのではないでしょうか?気持ち新たなこの初々しさを忘れずに頑張ってくださいね。
朝、T先生が、通勤途中に素敵な新聞広告を見つけたとメールをくれました。
資生堂の広告でした。コピーは「みんな、いい顔してる。」。
がるべるの皆さんが、教室の子どもたちが、職場が、みんな、いい顔であることを願います。
さて、先週1日(土)、選抜高校野球で山梨学院が初優勝を遂げたことはご存知かと思います。各紙の見出しからです。
・「野球は勝てない」山梨の歴史動く(朝日)
・山梨勢 初決勝で栄冠 選抜「閉ざされた扉開けた」(読売)
・県勢初 天下統一 信玄も果たせなかった 山梨学院(スポーツニッポン)
其(そ)の疾(はや)き5連打 風の如く
徐(しず)かなること エース林の如く
5回一挙7点 逆転すること火の如く
ついに初V 動かざるごと山の如し
・山梨勢は関東で唯一、春の選抜、夏の全国選手権で頂点に立ったことがない。
・昨夏までの選抜・全国選手権の通算勝利数は67。(下から14番目)
・春夏の甲子園で決勝進出がない4県(山形、富山、島根、山梨)の1つ。
・過去7度、4強の壁に跳ね返されてきた。
では、早速クイズです。
Q1.春夏優勝がない都道府県はまだ12県あります。どこでしょう?
Q2.春夏優勝が多い都道府県はどこでしょう?
Q3.春夏優勝の多い高校はどこでしょう?
吉田洸二監督は09年以来の2度目の優勝でした。
Q4.複数の学校で優勝した監督は何人いるでしょう?
最後に朝日新聞の「ひと」に吉田監督のことが紹介されていました。
★笑顔の野球
・2009年に長崎の県立の清峰で制して以来、2度目の春の頂点に立った。
・2013年、県立高の教諭から、寮などの設備がそろう強豪私立の専任監督に転身。
・山梨に根を張り、10年で県勢初の甲子園制覇に導いた。
・甲子園春5回、夏5回導いたが、最高で1勝止まり。
・なぜ勝てないのか?自分が采配をふるう映像を見返したら、小難しい顔をしていた。
「選手が硬くなるのも当然だ」。
・思い出したのが、清峰時代の「ホームルームの延長のような野球」だった。
・いつも笑顔だった。「どんな時も、一番の応援団でいようと思った」
・決勝も4回に2点先取されたが、笑って選手をベンチに迎えた。
・笑顔の野球は間違っていない。自信を深めた。
Q1.春夏優勝がない都道府県は、青森、秋田、山形、岩手、福島、新潟、富山、石川、滋賀、鳥取、島根、宮崎。東北、北信越、山陰に多いことが分かります。
Q2.春夏優勝が多い都道府県は、①大阪26、②愛知19、③神奈川14、④兵庫・和歌山13、⑥東京・広島12、⑧愛媛11。
Q3.春夏優勝の多い高校は、①中京商(愛知)11、②大阪桐蔭(大阪)9、③PL学園(大阪)・広島商(広島)・松山商(愛媛)7、⑥東海大相模(神奈川)5・横浜(神奈川)5。
東京はもっとあるのかと思ってました。(日大三・帝京3)
Q4.複数の学校で優勝した監督は、4人。
・原貢監督(三池工、東海大相模)、木内幸男監督(取手二、常総学院)、上甲正典監督(宇和島東・済美)、吉田洸二監督(清峰、山梨学院)
記事の中にあった信玄が残した言葉「信頼してこそ人は尽くしてくれる」と「甲子園は選手が楽しむためにある」という言葉が印象に残りました。
昨年の仙台育英の監督に続き、爽やかな監督登場で指導の意識が変わっていくことでしょう。
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