· 

No弐-735 サクラ1(様々な桜の品種)

 4月1日です。今日は土曜日なので、実際は新年度は3日(月)からスタートになるのでしょうか?

 ふり返ってみると、4年前の2019年は、新元号「令和」がスタートしました。まだ4年?

 その日に取り上げたのは、「サラリーマン川柳」でした。メンバー19人が投票した1位は、「このオレに あたたかいのは 便座だけ」(6票)でした。今読んでも面白い!

 昨年は、「4月1日」を調べてみると、エイプリルフール、新学年度始めの日など。

 新500円硬貨の発行、NTT、JT、JRなどの新会社が発足しました。 

 

 先日、稲取の宿に出かけてきました。その際に「クロカン桜」を見てきました。

★クロカン桜

 稲取高原にある東伊豆クロスカントリーコースに咲く桜。スタート地点から約400m続く芝生の直線で、約110本のソメイヨシノの桜並木。

 

 そんなわけで今日は、散る前に「桜」に注目してみました。3月24日(金)朝日新聞「扉」からです。

★日本の桜

・2018年、和歌山県などで見つかった新種クマノザクラ。

・日本に自生する桜は、10種ほど。それらをかけ合わせられた雑種や変種は数百品種。

・いま実際に流通している栽培品種は100品種ほど。

 

★珍しい桜

①「色」 「ギョイコウ(御衣黄)」は緑、「ウコン(鬱金)」はうす黄色。

 

②「花びらの数」 一重咲き(5枚ほど)、八重咲き(15~50枚程度)、菊咲き(80枚以上)、 「ケンロクエンキクザクラ(兼六園菊桜)」は200枚以上。

 

③「咲く季節」 晩秋から冬「ジュウガツザクラ(十月桜)」、「フユザクラ(冬桜)」「コブクザクラ(子福桜)」。 4月中下旬「ヨウキヒ(楊貴妃)」

 

④「樹形・枝ぶり」 「アマノガワ(天の川)」は枝が張らず、竹ぼうきを逆さまに立てたような樹形。 「ウスベニシダレ(薄紅枝垂)」は典型的な枝垂れ桜。 

 

⑤「その他」 「カンザン(関山)」は花びらを塩漬けにして桜茶に使う。

「オオシマザクラ」は香りが強くて桜餅の葉に使われ、簡単な挿し木で増やせる。

「オカメ」は海外産の品種で、木が大きくならないため鉢植えや庭木として普及。

「オオハラナギサ(大原渚)」は京都府立植物園に保存され、原木は京都・大原の寂光院の「ミギワザクラ(汀桜)」。「渚」と「汀」が波打ち際で共通する。

「ワカキノサクラ(稚木の桜)」は牧野富太郎(日本の植物学の父)が故郷の高知県の山で発見し、種をまくと1年後の翌春には高さが50~80㎝になって開花する早熟の桜。

 

★江角智也教授(島根大・園芸学)の話

・島根大学本庄総合農場(松江市)には160種以上の桜がある。

・花序(枝の上での花の配列状態)の形と、開花時期の関係を調べた。

・130品種の花序の軸の長さと1房あたりの花の数に注目。

・結果は、開花時期の遅い品種ほど、花の数が多い。

茎から花が四方八方に広がる散房花序になる傾向が分かった。

 

 いかがですか?いろんな桜があるもんですね。ここに紹介されていた桜をいつかみつけてみたいです。