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No弐-719 高まる関心WBC

 今日のWBC準々決勝、日本・イタリア戦が待ち遠しいです。今日はやっぱりWBCを話題にしようと考えました。

 昨日の朝日新聞「オピニオン&フォーラム」のテーマは、「WBC熱い日本代表」でした。その3人の一人の福島良一さん(大リーグ評論家)の話に注目しました。

★WBC

・WBCはサッカーやラグビーのワールドカップのように、その競技の国際統括団体ではなく、米国の大リーグ機構(MLB)と選手会が主催する大会。

・もともと大リーグの優勝決定戦を「ワールドシリーズ」と命名し、勝者を世界一と位置づけてきた。

・WBCは「世界一決定戦」ながら野球が盛んな国が限られている面もあり、サッカーW杯ほど認知度はない。

 

★市場を世界に広げる戦略・国際化

・大リーグは1994年夏から労使紛争で長期ストライキがあり、ファンの野球離れを招いた。

・救世主になったのは95年、「トルネード投法」をひっさげてドジャース入りした野茂英雄投手。朴賛浩(パクチョンホ)投手も活躍。

・MLBは外国選手の活躍の目をつけ、国際化に乗り出した。

・今ではドミニカ共和国、ベネズエラ、キューバなど中南米を中心に米国以外の出身選手が3割近くを占める。

・それでもNFLやNBAに比べ、人気面の国際化は遅れている。 

 

★人気に陰り

・近年は観客動員も目減りし、米国での人気にも陰りが見える。

・平均3時間超の試合時間が現代社会に合わなくなっている。

・「タイパ」(タイムパフォーマンス)などと効率優先で映画を倍速で見るような若者には、投手が1球ごとに間を置くのが退屈に映る。

・今季から大リーグは、走者なしなら投球間隔を15秒に制限して、短縮化に懸命。

 

★WBCへの米国の期待

・米国代表は、マイク・トラウト選手をはじめリーグMVP経験者は3人いる史上最強の「ドリームチーム」。

・前回大会で初優勝したことで、米国でのチケット販売も好調。

 

 先週3月11日(土)の朝日新聞別冊「be」の「between読者とつくる」のアンケートは、「WBCに関心ありますか?」でした。

・関心ある(66%)、ない(34%) 

・「今大会の日本の結果の予想は?」優勝(46%)、準優勝(20%)、4強入り(25%)

・「WBCとサッカーW杯のどちらに関心がある?」サッカーW杯(60%)、WBC (40%)

 

 皆さんはいかがですか?先生には、3月という時期があまり良くないかもしれませんね。

 連日ニュース等でWBCのことが沢山取り上げられているので、大分盛り上がっているように感じます。

 日本人の「野球」への関心の高さ、会場が日本であること、テレビ中継時間帯が7時過ぎであること、大谷選手をはじめスーパースターがたくさんいることもあると思います。

 私は、プロ野球への関心が年々低くなっているので、3時間を超える試合時間は、少々長く感じてしまいますが、集中して見なくてもいいので楽かもしれません。

 今日は気合を入れて応援します。