今日のWBC準々決勝、日本・イタリア戦が待ち遠しいです。今日はやっぱりWBCを話題にしようと考えました。
昨日の朝日新聞「オピニオン&フォーラム」のテーマは、「WBC熱い日本代表」でした。その3人の一人の福島良一さん(大リーグ評論家)の話に注目しました。
★WBC
・WBCはサッカーやラグビーのワールドカップのように、その競技の国際統括団体ではなく、米国の大リーグ機構(MLB)と選手会が主催する大会。
・もともと大リーグの優勝決定戦を「ワールドシリーズ」と命名し、勝者を世界一と位置づけてきた。
・WBCは「世界一決定戦」ながら野球が盛んな国が限られている面もあり、サッカーW杯ほど認知度はない。
★市場を世界に広げる戦略・国際化
・大リーグは1994年夏から労使紛争で長期ストライキがあり、ファンの野球離れを招いた。
・救世主になったのは95年、「トルネード投法」をひっさげてドジャース入りした野茂英雄投手。朴賛浩(パクチョンホ)投手も活躍。
・MLBは外国選手の活躍の目をつけ、国際化に乗り出した。
・今ではドミニカ共和国、ベネズエラ、キューバなど中南米を中心に米国以外の出身選手が3割近くを占める。
・それでもNFLやNBAに比べ、人気面の国際化は遅れている。
★人気に陰り
・近年は観客動員も目減りし、米国での人気にも陰りが見える。
・平均3時間超の試合時間が現代社会に合わなくなっている。
・「タイパ」(タイムパフォーマンス)などと効率優先で映画を倍速で見るような若者には、投手が1球ごとに間を置くのが退屈に映る。
・今季から大リーグは、走者なしなら投球間隔を15秒に制限して、短縮化に懸命。
★WBCへの米国の期待
・米国代表は、マイク・トラウト選手をはじめリーグMVP経験者は3人いる史上最強の「ドリームチーム」。
・前回大会で初優勝したことで、米国でのチケット販売も好調。
先週3月11日(土)の朝日新聞別冊「be」の「between読者とつくる」のアンケートは、「WBCに関心ありますか?」でした。
・関心ある(66%)、ない(34%)
・「今大会の日本の結果の予想は?」優勝(46%)、準優勝(20%)、4強入り(25%)
・「WBCとサッカーW杯のどちらに関心がある?」サッカーW杯(60%)、WBC (40%)
皆さんはいかがですか?先生には、3月という時期があまり良くないかもしれませんね。
連日ニュース等でWBCのことが沢山取り上げられているので、大分盛り上がっているように感じます。
日本人の「野球」への関心の高さ、会場が日本であること、テレビ中継時間帯が7時過ぎであること、大谷選手をはじめスーパースターがたくさんいることもあると思います。
私は、プロ野球への関心が年々低くなっているので、3時間を超える試合時間は、少々長く感じてしまいますが、集中して見なくてもいいので楽かもしれません。
今日は気合を入れて応援します。
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