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No弐-697  2月22日&トップアスリートのアドバイス

 2月22日です。今日は、猫の鳴き声のニャンの語呂合わせで、「猫の日」があったので、2年前のNo967で取り上げました。

 猫の血液型はA型(95%)。平均体温は、38.6度。睡眠時間は14~15時間。視力は0.1程度。高音を聴きとれる。赤を認識できない。甘味は感じない。体毛に汗をかかない。オスは左手、メスは右手が利き手。長期記憶は犬より優れ、短期記憶は人間の20倍・・・。

 

 他には、温泉マーク「♨」が湯気を表す3本の曲線を反転させると、数字の「2」が3つ並んでいるように見えるから「温泉マーク」の日。

 忍びの掛け声「ニン(2)ニン(2)ニン(2)」の語呂合わせで「忍者の日」。

 熱いおでんを「ふー(2)ふー(2)ふー(2)」と冷ましながら食べるので「おでんの日」。

 「ず(2)つ(2)う」の語呂合わせで「頭痛の日」などがありましたが、ちょっと無理がありますよね。聖徳太子の忌日は、今日だそうですよ。どうでもいいかしら?

 

 今日は、1月26日(木)の朝日新聞朝刊スポーツ欄にあった記事からです。

・トップアスリートから挑戦する心の大切さを学ぶ「チャレンジA」が昨年12月18日、三輪田学園で開催され、小中学生が約300人が参加。5人のアスリートが語りあった。

 

◎スポーツ以外に大切にしていること

★高橋和樹選手(パラリンピックボッチャペア銀メダリスト)

・リオのパラリンピック(2016)の1次リーグで負けた時が一番苦しく、悔しい経験。その時の試合の入場を毎朝のアラーム音にした。その日できる最善を尽くそうという気持ちになった。

 

★潮田玲子さん(バドミントン元日本代表)

・モチベーションが下がった時に「私ってダメだな」って思うのではなく、その中でできることを頑張ろうと、気持ちを切り替えることを癖づける。

 

★中村礼子さん(競泳元日本代表)

・小さい時に色々な経験をしていると、広い視野で競技に向き合える。いろいろな経験をしてほしい。

・「頑張ることは、もうダメだと思った時が始まり」という言葉をモットーにしていた。

・駄目だと思った時からが踏ん張りどころ。自分自身に挑戦するつもりで立ち向かってほしい。

 

★高藤直寿選手(柔道男子60キロ級金メダリスト)

・遊びにも全力。どうしたら効率よく強くなれるかを常に考えた。

・練習や競技のことばかり考えると行き詰まる。日頃から友達との時間を大切にしている。

・モチベーションが下がっている時にできる選手は本当に強い。

・やりたくない時にあえてやる方法を取っている。

 

★大畑大介さん(ラグビー元日本代表)

・1日24時間という限られた時間の中で、どれだけ自分の時間を使うか。競技で生かせる。

・自分の中で一歩や、ほんの1ミリでも先に進めたと思っただけで、それが成長の糧。

・自分の中で加点を増やしていくことが大事で、周りと比べる必要は全くない。

・これができたから素晴らしいではなく、自分の登る道や自分のレールをつくった者勝ち。

・どんどん考えて、どんどんぶつかる。それが成長につながる。

 

 子どもたちに語ったら、どの言葉が心に響くかしら?

 人それぞれ。ほんの少しでも心が揺れることが成長の一歩じゃないかしら?