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No弐-686  手塚治虫さんから学ぶ

 一昨日の「No弐-684 2月9日」でこの日が手塚治虫さんの忌日で「漫画の日」になっていることを紹介しました。

 手塚治虫さんといえば、日本で初めて30分のテレビアニメ「鉄腕アトム」を作りました。私も毎週楽しみに観ていました。

 「ブラック・ジャック」「火の鳥」「リボンの騎士」「ジャングル大帝」「アドルフの告ぐ」「マグマ大使」「どろろ」・・・ジャンルが幅広いのが驚きです。

 手塚さんは、ほとんど寝ずに漫画を描いていたので、睡眠時間が3~4時間。胃がんで亡くなりましたが、病に伏せている状況でも漫画を描いていたといわれています。

 手塚さんは、数多くの名言を残していますが、私の好きな言葉10個を紹介します。

 

①「ダメな子」とか、「わるい子」なんて子どもは、ひとりだっていないのです。もし、そんなレッテルのついた子どもがいるとしたら、それはもう、その子たちをそんなふうに見ることしかできない大人たちの精神が貧しいのだ。

 

②君たち、漫画から漫画の勉強するのはやめなさい。一流の映画をみろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め。そして、それから自分の世界を作れ。

 

③最後まで努力をするってのが、本当の生き甲斐ではないでしょうか。

 

④好奇心というのは道草でもあるわけです。確かに時間の無駄ですが、必ず自分の糧になる。

 

⑤インプットがないのに、アウトプットは出来ません。

 

⑥井の中の蛙を決め込んでいるのは、敗北だと思う。

 

⑦合理化はゆとりや遊びの空間を消して、むしろ人を遠ざけることになります。

 

⑧数えきれないほど、悔しい思いをしてきたけれどその度にお袋の「我慢しなさい」って言葉を思い浮かべて、なんとか笑ってきたんです。

 

⑨人生は一人じゃない。二人三脚で走らねばならんこともある。

 

⑩現代の教育は、どこか衰弱しているというか、勘違いでもしているようだ。