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No弐-634 熱狂の1カ月を振り返る2

 サッカーワールドカップで優勝したアルゼンチンの代表チームが帰国した凱旋パレードすごいですね。こんんに人が集まるんでしょうか?

 数百万人の市民から祝福を受けたそうですが、閉幕しても興奮がまだ冷めないようです。

 今日のスポーツニッポンにもこんな記事がったので注目してみました。

 

★記録で振り返るW杯

◎最多172ゴール これまでは1998年と2014年大会の171点が最多。

◎最多のPK勝ち アルゼンチンは決勝でW杯史上最多となる6度目のPK勝ち。

◎初戦黒星からの優勝は2度目 アルゼンチンは初戦サウジアラビアに敗れた。大会初戦を落としたチームの優勝は2010年大会のスペイン以来、2度目。

◎史上2番目の若さ アルゼンチンのスカロニ監督は44歳で史上2番目の若い監督。最年少は1978年大会を制した同国出身のメノッティ監督の39歳。

◎メッシの記録 W杯通算試合出場数26、マテウス(ドイツ)を超えて単独最多。

 W杯決勝史上35歳177日でのゴールは2番目の年長得点記録。最年長は1958年のリードホルム(スウエーデン)の35歳264日。

 同一大会で1次リーグと決勝トーナメントでの各試合で得点するのは史上初。

◎エムバペの記録 W杯決勝のハットトリックは1966年のハースト(イングランド)以来、2人目。

 2018年の1ゴールと合わせ、決勝での通算4点は史上最多。

 2大会の決勝で得点したのは史上5人目。

 フランス選手の得点王は1958年のフォンテーヌ以来2人目。

◎GK単独最多の出場

 フランスのロリスがW杯通算20試合出場。ノイアー(ドイツ)を上回る。

 

★中村俊輔さんのW杯総括 

◎「システム 4バック&サイド攻撃が主流」

・2トップが減った。やっぱり4バックが多かった。(4バックをベースにしたチームは24チーム・7割)。

・特に4-3-3が多くて、モロッコやカメルーンのように点を取りにくい時に4-4-2に変形するチームが多く見られた。(4-3-3は14チーム・4割)

・サイドに速い選手を配して(相手布陣に対して)外回しで攻めるチームが多かった。

 

◎「戦術 モロッコ戦術が今後の流行」

・ボールを持っている方が、勝つ確率が低かったのでは?

・W杯は一発勝負だから、点を決めたら、ある程度、自陣に引く時間があるが、決してネガティブな時間ではなく、相手を焦らせたりする意味で、この時間帯を増やすのは有効。

・モロッコは、しっかり最終ラインと2列目の間をコンパクトにし、4枚の前に5枚いるから、そこがフィルタ―になって、横ズレができる。4-5-1がベターだなって感じた。

 

◎「PK  大きな差を生むPK戦対策」 

・W杯では、PKの戦いも大きな差になるんだなと、改めて感じた。

・キッカーはもちろん、PKが得意というGKを育ててもいい。

・そうすれば強い相手との試合の残りの5~10分でPKに持ち込むぞと言うような戦い方もできる。

・ルヴァン杯、天皇杯、高校サッカーの大会中だけでもPKの練習をやる。

・準備して負けたら、そこで初めて運だった言えると思う。

 

 中村さんの分析はさすがだなと思います。もう一つ、昨日のスポーツニッポンにこんな記事もありました。

★メッシが着てた黒い上着は何?

・あの黒い上着は、「ビシュト」と呼ばれるアラビア半島の国々で広く使われている民族衣装。

・冠婚葬祭など〝式典の主役〟が着るもの。

・王族が外交の時に着用する正装でもあるが、日本ではなじみがない。

・ビジュドは時間により、着用する色が決まっていて、朝や昼には白やベージュ、夜には黒を着用すること多い。

・ビジュドは安いものでは1万円ほどだが、高価なものは60万円ほど。