今日は、昨日の日本経済新聞朝刊別冊「プラス1」の「くらし探検隊」にあった「日本人の身長」の記事に注目してみようと思います。クイズにしてみました。
Q1. ここ30年で日本人の身長は伸びているか?(17歳で比較)
①伸びている ②横ばい ③低くなっている
Q2. 古代(縄文・弥生・古墳)と江戸時代では、どちらが背が高いか?
①古代 ②ほぼ同じ ③江戸時代
Q3. 鎌倉時代から江戸にかけて身長が低くなったのはなぜか?
①米・野菜不足 ②家畜減少 ③人口増加
Q4. 1896年~1996年の100年間で男女とも身長の伸びが大きかった国は日本とどこ?
①中国 ②韓国 ③インド
Q5. 日本人の成人平均身長はすでに低下し始めたという研究もあるが、何が原因か?
①低出生体重児の増加 ②ダイエットの普及 ③カルシウム不足
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Q1. ②横ばい
★17歳の平均身長の変化(文科省学校保健統計調査)
・男子 170.9㎝(1994)→170.8㎝(2021)
・女子 158.1㎝(1994)→158.0㎝(2021)
Q2. ①古代
★縄文人、弥生人、古墳時代、江戸時代の身長比較(数値は、現代まで残っている大腿骨の長さから推計)
・江戸時代の男性平均身長157.1㎝
・古代(縄文人159.1㎝、縄文人161.4㎝、古墳時代163㎝)
・弥生時代は、栄養状態が良くなったこと、朝鮮半島や中国から渡来した人々に背の高い人が多かったことが背景。
・古墳時代は、有力者とみられる墓にあった人骨で推計した事例が多く、栄養が良かったことが影響している可能性。
Q3. ③人口増加
★身長低下の背景
・仏教の影響で肉食を避けるようになったための見方がある。
・「急速な都市化と人口増」「動物は特定の場所で個体数が増えるとリソースを効率的に分け合うため小型化する傾向がある」(馬場悠男さん、国立博物館名誉研究員)
・近代化で生産性が飛躍的に高まる明治以降、日本人の身長は再び伸び始める。
Q4. ②韓国
★国際的疫学研究グループ(NCD-RisC)の調査(2016)
◎世界200カ国・地域で1896年~1996年の100年間に生まれた人の18歳時点の身長比較
・日本は男性が14.6㎝(5位)、女性が16㎝(2位)高くなる。
・男性①イラン ②グリーンランド ③韓国 ④ギリシャ ⑤日本
・女性①韓国 ②日本 ③チェコ ④セルビア ⑤クロアチア
・経済発展を遂げた国で伸びが目立つ。
・欧州などある程度成長した後に経済が安定した国は横ばい。
Q5. ①低出生体重児の増加
★1969~2014年生まれの子どもの出生時の状態と成人(18歳以上)身長の推移調査(国立成育医療研究センター 森崎菜穂さんら)
・1984年以降に生まれた成人の平均身長は低下。
・2500g未満の低出生体重児が増えたことが影響。(低出生体重は成人身長が低くなりやすいという国内外の研究がある)
・2014年生まれの人は、1980年生まれに比べ成人時に男性1.5㎝、女性は0.6㎝低くなると予測。
韓国ドラマを見ていると、最近の役者さんは、みんな高身長。顔は整形ができても、身長はできませんもんね。どうするとあんなに大きくなれるのかしら?
生まれ変われるなら、身長は180㎝以上がいいなぁ。
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