今日は、先週9月24日(土)朝日新聞「スポーツ×教育 Interview」の、3人の子どもが甲子園に出場した母・島野英佳(ひでか)さんの「子育てルール」に注目してみます。
・我が子を甲子園に。プロ野球選手に絶対になってほしい。
少年野球の頃から入れ込む親も少なくないが、そんな思いは一切なかった。
・両親ともに学生時代、運動神経は良い方だったが、本格的な野球の経験はない。
★少年野球チームに入団させた理由
・協調性やチームワークを学んでほしい。団体競技を習わせよう。近所に野球チームがあったから。
★子育ての方針
・学校の勉強や宿題ができないとか絶対に言わせない。
・まずは学校生活。プラスアルファー野球
・基本、自主性。「練習しろ」と言ったことがない。
・一生懸命やるから親も全力でサポートはするけど、野球がうまいからそれだけでいいとか、天狗になるようなことがないように気をつけた。
・試合に出ている我が子よりも、ベンチで試合を見つめる子どもたちに自然と目がいった。
攻守交代のとき、試合に出ている選手にクラブやおしぼりを渡しに行ったり、応援の声を出したり。
・野球のことが分からないから、プレーより選手らの動き、表情、態度をずっと見ていた。
★我が子にかけた言葉
「そういう仲間がいてくれるおかげで、あんたらが試合で全力プレーができる。
出られない選手は1日、野球をせんで終わる。
それでも毎週来ている子の方が、すごい忍耐力がついていると思う。
試合に出てるからなに? 出てない選手らの方が、ずっと根性あるで」
・あくまで甲子園は思い出。社会に出て、野球のうまい子が勝ち組になるわけでもない。
やっぱり人間性。自分が試合に出られなくても、やめずに続けた我が子を尊敬し、その評価をしてあげたい。
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