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No弐-547 相撲雑学10

 いよいよ大相撲秋場所の千秋楽。玉鷲が優勝すれば最年長優勝なんだそうですが、この人の温厚なインタビューにはいつも感心しています。高安の初優勝の夢も叶えてあげたい気もするし、どちらも応援したくなりました。

 今日も今までの相撲雑学を振り返ってみたいと思います。

★伝説の力士

・「雷電」(1767-1825)。通算成績254勝10敗(勝率.962)の大相撲史上最強力士。優勝相当成績通算28回、9連覇、44連勝、30連勝以上4回、1場所で2敗が一度もなし、同じ相手に2度負けたのは1人のみ。

・「玉綿」(1903-1938)。横綱時代の身長173㎝。横綱在位12場所(104勝18敗1分15休 勝率.852)。横綱土俵入りの所作が美しく、「動く錦絵」と称された。巡業先に向かう道中で盲腸をこじらせ、腹膜炎で現役のまま34歳で逝去。

 

★その後の県別優勝回数上位

①北海道(120)②モンゴル(93)③東京(48)④青森(37)⑤アメリカ(27)⑥大分(18)⑦石川(15)

 いずれモンゴルが1位になる日が来るんでしょうね。

 

★「No893  相撲雑学6」(2020年12月5日)で紹介したあの5人の力士は?

①最年長力士

・華風 2022年1月場所、西序二段89枚目を最後に51歳で現役引退。

・現在、現役最年長は、46歳の東三段目40枚目の翔傑(芝田山部屋)

 

②弓取り担当力士

・「弓取式」には、原則、横綱が在籍する部屋に所属する力士で幕下以下の番付下位の力士。横綱不在の場所ならば、大関が所属する部屋の力士。

・以前は、将豊竜(現在幕下)。現在、聡ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)44歳。

・1場所につき9万円ほどの給料。落とした弓は、手でなく足で手繰り寄せるのが慣例。

 

③変わったしこ名 

・朝阪神(現在三段目)、「若戸大橋」(小学校で若戸大橋の絵手紙が入選)「宇瑠寅」(3分間全力で)「月の輪」(熊のように荒々しく)「光源治」「冨蘭志壽(ふらんしす)」「大当利」「育盛(そだちざかり)」「右肩上り」「大越前王」「大魔王」「青鬼」「赤鬼」「鬼ノ臍(へそ)」「猫又」「三毛猫」「膃肭臍(おっとせい)」「野狐」「百足(むかで)山」「馬鹿の」「〆切り」「凸凹」「相引」「釘貫」「おだやか」

 

④服部桜→勝南桜 通算3勝238敗(大相撲記録104連敗)令和3年7月場所後引退。

⑤大翔洸 中学卒業後に入門、165cm、74.7 kg。令和3年5月場所後引退

 

 今日も読売新聞の「知る 国技」から4問クイズにしてみました。

★角界では拍子木を「柝」と呼び、たたくことを何と言うでしょう?

①柝を送る ②柝を放つ ③柝を入れる

 

★決まり手は現在いくつあるでしょう?

①68手 ②82手 ③105手

 

★仕切り線の2本の間隔は何㎝でしょう?

①70㎝ ②1m ③1m20㎝

 

★入門した力士が通う相撲教習所はどのくらい通うでしょう?

①半年間 ②1年間 ③2年間