7月23日(土)の日本経済新聞別冊「プラス1」は「1で始まる3ケタの電話番号」についてでした。
「110」は警察への通報、「119」は「家事・救助・救急車の要請」なのは、誰もがご存知かと思います。さて、他には何がありますか?
★1XY番号
・1から始まる3桁の番号は「1XY番号(いちエックスワイばんごう)」と呼ばれ、総務省がその利用指針を定めている。
・総務省によると100から199の番号中、計49の番号が1XYとして指定されている。
・これらの番号はA分類、B分類に分けられている。
・A分類は、警察(110)や消防署(119)への緊急通報など、優先度の高い14の番号。
・B分類は、通信事業者が加入者向けに提供する付加的なサービス。
この番号は、各通信事業者が総務省に申請し、認定されると使える。
例えば、「114」の「話し中調べ」は、ドコモの携帯電話からは使用できるが、auからは使えない。
★3桁番号のサービス開始
・今から1世紀ほど前の1926年。(NTT東日本広報室)
・この時期は電話交換手がつないでいた回線を交換機でつなぐようになった頃。
・電話機もダイヤル式になり、急ぎの連絡が必要な場合などにすぐダイヤルを回せるよう、3桁の「特殊番号」が設定された。
・その1つが火災報知の「112番」(現在の119の前身)。
★112が119に変更されたわけ
・火災対応は一刻を争い、111はシステム上仕えなかったため、少しでもダイヤル時間の短い番号として112が採用。
・実際に運用が始まると、焦って111に間違ってかけてしまったり、通常時に設備の問題で112番へ誤接されたりするトラブルが続出。
・1年後の1927年、ダイヤルで「1」から距離がある「9」が3桁目にくる119に変更。
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