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No弐-502 日本人の総人口  

今日は「山の日」だそうですが、16ある祝日でこの祝日は特にピントきません。夏休みだからでしょうか?

 調べてみると「山の日とは、2016年より、毎年8月11日に制定された『山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する』という趣旨の国民の祝日」。6年目なんですね。

 ちなみに、「祭日」は、皇室で重要な祭祀を行う日のことで、現在は「祝日」に一本化されているそうです。

 私は毎日が「休日」、時々勝手に「祭日」なので、せめて日本人として「祝日」の意味や由来ぐらいは知っておこうと思います。

 

 さて今日は、昨日の読売新聞に「日本人の総人口」が発表された記事に注目してみました。

・総務省は9日、住民基本台帳に基づく国内の日本人の総人口(今年1月1日現在)を発表。

★総人口と減少幅

・1億2322万人3561人(前年比61万9140人(0.50%)減)

・13年連続減少。減少幅過去最大。

・減少幅が60万人を超えたのは初めて。鳥取県(54万7318人)より上。

 

★外国人住民

・270万4341人(2年連続減少) コロナ禍による海外からの入国減少。

 

★出生者数

・81万2036人(6年連続、過去最少更新)コロナ禍による出産控え、婚姻数の減少。

 

★婚姻数(2021)

・50万1116組(戦後最少)

 

★死亡者数

・144万1739人(過去最多) 「自然減」(死亡者数―出生者数)62万9703人(過去最大)

 

★都道府県

・沖縄県以外の46都道府県で人口減少。

・東京都も26年ぶりに減少。

・東京圏(東京・埼玉・千葉・神奈川) 調査開始(1975)以来初めての減少(前年比0.10%減)

・「社会増」(転入者が転出者より上回る)は11都府県。

 東京都の増加幅(1万2841人) 前年(6万501人)から大きく減少。

 背景はテレワークが進み、人の流れが鈍化。

 

・人口の減少率が高かった県 ①秋田県(1.51%) ②青森県(1.32%) ③山形県(1.22%) 

④岩手県(1.16%)⑤長崎県(1.13%) ⑥高知県(1.12%) ⑦福島県(1.11%)

⑧新潟県(1.10%)⑨徳島県(1.07%) ⑩山口県(1.06%) 

 

★デジタル化に活路

・徳島県小松市は、デジタル分野を中心に必要な知識やスキルを学び直す「リスキング」を手がける企業「シェアエックス」(神奈川県)とタッグを組む。

 主婦、若者を対象にリスキングの講座を開設し、受講後に同社がIT関係の仕事を紹介。 .

・沖縄県は、デジタルを生かしたスタートアップ(新興企業)を支援する体制強化。

 上限500万円の補助金支給、起業家向けのイベント開催。

 

 この表を示したら、子どもたちはどんなことに気が付くでしょう?

 人口減加速の最大な要因は、出生者数の減少にあり、少子化が止まらない状況を政府の有識者会議は「静かなる有事」と表現し、懸念を示したそうですが、心配になります。

 少子化が進めば、教育の世界でも学級編成や学校数などにも影響してきます。

 遠い未来の話だと高を括っていると、大変なことになると思いませんか?