先週は、帯広と富良野に行ってきました。元女将との再会を楽しみに毎年3人で出かけ、定宿になりました。
その宿にあった北海道新聞(7月14日)にこんな記事がありました。
「神社やお寺を参拝した証しとしてもらう『御朱印』」にちなみ、鉄道や酒蔵などさまざまな分野で「〇印」を作ると取り組みが広がっている」というのです。
皆さんの中には、きっと「御朱印」を集めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
①「鉄印」全国の第三セクター鉄道40社が、列車の利用者に配布。
・寺社の御朱印をイメージし、鉄道会社名の筆書きに、車両や沿線の名所などがデザインされた朱色のはんこが押されている。
・鉄印を受け取るには専用の「鉄印帳」を購入し、列車を利用するのが条件。
・途中駅で配布している会社もある。
・鉄印は新型コロナ下の20年7月、地方鉄道活性化を目的に始まった。
・鉄印帳販売数は約4万7000冊、会社を巡った人800人超(5月末、旅行読売出版社)
②「御酒印」全国の酒蔵211か所で、酒の銘柄のラベルを配布。
・酒蔵ごとのお酒のラベルを配るのが特徴。
③「御船印」フェリーや遊覧船などの利用者に配布。船名の船や観光スポットをデザインした印が押される。
④「御書印」全国の書店で配布。書店ごとのはんこと訪問した日付、書店員が選んだ本のタイトルや一節などが記入される。
⑤「御城印」城の名前が筆書きされ、歴代城主の家紋などがデザインされている。
・1990年代に松本城(長野)で始まった。
★磯貝さん(日本交通公社研究員)の話
・御朱印の認知度が高かったことに加え、書式などに一定の型があるため事業者の取り組みやすさがあったのでは。
・その場に行かなければ手に入らない希少価値も生まれ、収集する人たちの心をつかんだ。
・「集印」を楽しむには、数を集めるだけでなく、何をデザインした印なのかといったことに注目してほしい。新しい知識を深めるきっかけになる。
皆さんはどの印なら集めてみたいですか?
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