· 

No弐-467  七夕2

 今日は、七夕ですね。2年前、 No742 で七夕の雑学を紹介したのを思い出しました。

 過去59年間(2年前)の七夕の夜に東京が晴れたのは、たったの18回と書きましたが、今年は催涙雨は見られないかしら?一日暑いですね。お疲れ様です。

 それでは、今日は久々に七夕を取り上げます。2年前の内容をクイズにしてみました。

 今日の夕食の話題に、明日の授業のまくらにいかがでしょう?

 

Q1. 七夕は、江戸時代に定めた日本の「五節句」の一つです。五節句とは、いつ、何の節句でしょう? 

 

Q2. 織姫と彦星は、なぜ離れ離れになってしまったのでしょう?

 

Q3. 歌にも「五色の短冊」が出てきますが、五色とは何色でしょう? 

 

Q4. 短冊や飾りは、「笹」に飾るのはなぜでしょう?

 

Q5. 七夕にお供えする食べ物は何でしょう?

 

 さらに新しく5問作ってみました。

Q6.「たなばた」とは何のことでしょう? 

 

Q7. 短冊に願い事を書く風習は何時代から始まったでしょう?

 

Q8. 天の川で織姫と彦星を橋渡しする鳥は何でしょう?

 

Q9. 七夕に関係している花とは何でしょう? 

 

Q10.「ささの葉さらさら~」で始まる七夕の歌の名前は何でしょう?

 

Q1. ①1月7日 人日(じんじつ)の節句(七草の節句) ②3月3日 上巳(じょうし・じょうみ)の節句(桃の節句) ③5月5日 端午(たんご)の節句(菖蒲の節句) ④7月7日 七夕(しちせき)の節句(笹の節句) ⑤9月9日 重陽(ちょうよう)の節句(菊の節句)

 

Q2. 機織りの織姫と牛飼いの彦星は、恋人ではなく、お見合いによる夫婦でした。

 新婚からしばらくの間遊びほうけていたことが原因で引き離され、一年に一度だけ会うことを許されるようになりました。

 

Q3.  赤、青、黄、白、黒。 赤(父母や祖先への感謝)、青(緑)(人間力向上)、

黄(知人・友人への感謝)、白(ルール遵守、義務遂行)、黒(紫)(学業向上)。

 

Q4.  笹を使う理由は、笹の葉や竹は古くから「神聖なもの」として扱われていました。

 竹は、筍から親竹へと成長するスピードが早く生命力が非常に強く、笹の葉は、強力な殺菌力を持ち魔除けの力があると信じられており、笹の葉がすれ合う音も神様を招くという言い伝えもあります。

 

Q5.  七夕では「そうめん」を食べるという習慣が奈良時代に中国から伝わりました。

麺を糸に見立て、織姫のように機織・裁縫が上手くなることを願うという説や中国では、7月7日に食べると「1年間無病息災で過ごせる」という伝説があります。

 

Q6. 機織り機。もともとは「七夕」を「しちせき」と読んでいましたが、「たなばた」と読むようになったのは、神様に捧げる衣服を織りあげる女性「棚機津女(たなばたつめ)」の伝説に由来していると言われています。

 

Q7. 江戸時代。七夕の日に短冊に願い事を書くのは、字が上手くなる為に短冊に文字を書くというのが始まりでした。江戸時代は、字が上手に書ける、読めることがステータスのひとつでした。

 

Q8. カササギ。カチガラスとも呼ばれ、カラスの仲間です。佐賀県に生息し、佐賀県の県鳥にもなっています。

 

Q9. 朝顔。別名「牽牛花(けんぎゅうか)」と呼ばれています。

 七夕の頃に咲くので、織姫と彦星が出会えたことのあらわれとされています。

 

Q10. 「たなばたさま」。1941年に文部省が発行した「うたのほん」に掲載されました。