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No弐-463 ホタル

 昨日の日本経済新聞「プラス1」の「くらし探検隊」はホタルについてでした。

 「ゲンジボタルの発光の周期は東日本と西日本で違う」のをご存知でしたか?

 

★ホタルあれこれ

・ゲンジボタルは北海道と沖縄以外に分布している。

・ホタルは光る生物の代表格で日本書紀にも登場する。

・光って飛び回るのはオスで、葉に止まったメスに求愛している。

・メスは一番強い光を放つオスと結ばれる。

・ホタルは幼虫も光る。

・子どもの頃は自分は食べられないように光り、大人になると子どもを増やす繁栄のために光る。

・成虫になると水しか飲まず、オスは1週間も生きない。

 

・ゲンジボタルの名前が紫式部「源氏物語」の主人公、光源氏に由来するのは俗説で名前の由来は不明。

・ゲンジボタルとヘイケボタルがおなじ場所に生息していることはよくある。

・1億年前のホタルの光は緑色。

 

★西に行くほど求愛がせっかち

・発光回数は日本列島を東西に分けるフォッサマグナ地帯を境に、

 東は4秒に1回の「長周期型」、西は2秒に1回の「短周期型」に分かれる。

・発光周期の違う東西のホタルは遺伝子配列が全然違う。

・2秒の西型がさらに西日本型と九州型に分かれる。

・フォッサマグナ周辺の東西が混じった発光周期3秒の中間型がいるという見方もあったが、遺伝子的には確認できず、気温などの違いで出ている。

・九州の西端の五島列島には1秒間に1回光る「超短周期型」がいる。(長崎大の調査)

 

★絶滅と生態系の危機

・違う遺伝子のホタルが交雑して均質になってしまうと絶滅する危険がある。

・ホタルは観光目的で地域間の移出入がよく行われる。

・東京のゲンジボタルの約7割は、西日本の2秒型に置き換わっている。

・ホタルが消えた地域にホタルを復活させる自然保護活動の一環だが、ホタルを根付かせるためにはカワニナなどエサになる貝を育てる必要があり、地域の生態系を変えてしまう。

 

 いかがでしたか?どれか一つ明日の「授業のまくら」に使えませんか?