5月22日(日)読売新聞の「好みの香り・味 AIが提案」と言う見出しが目に留まりました。「人工知能(AI)が好きな香りや好みの味を分析して提案するサービスが広がっている」という記事を紹介します。早速クイズを作ってみました。「まくら」にいかがでしょう。
★「味のバランス」クイズ よい食べ合わせはどれでしょう?下の4つの中から選びなさい。
「みそ汁×( )」、「唐揚げ×( )」、
「プレーンヨーグルト×( )」、「プリン×( )」
①納豆 ②ジャム ③チーズ ④大根おろし
★好みの香りのシャンプー(JR海浜幕張駅ビルのドラッグストア)
・「JR東日本スタートアップ」と臭覚関連の新興企業「レボーン」が実施。
・店内に置かれたタブレットに「上品」「優雅」「さわやか」「清涼感」「ミステリアス」「大人っぽい」「落ち着き」などの香りを表現する7つの言葉が表示される。
・客は、7つの言葉を使って自分の好みを10段階で点数を付けていく。(例 優雅5)
・結果からAIがその人に合った香りのシャンプーを提案する。
★好みのコーヒーを出す無人のAIカフェ「ルートC」(JR新宿駅)
・利用者は専用アプリに登録後、コーヒーを飲む頻度、好きな味、香りなどについての質問に答えると、AIがお薦めのコーヒーを提案してくれる。
・アプリで注文し、指定した時刻に現地に行くと、いれたてのコーヒーをロッカーから取り出せる。
・一杯450円で、月額定額制での利用も可能。
・最初の一杯を飲んだ後、アプリに味の感想などを入力すると、AIの精度が上がる。
★AIシステム「カオリウム」
・臭覚関連サービスの新興企業「セントマティック」(渋谷)
・モニターの上にある香水の入った小瓶20本の中から、ジャンルの異なる4本香りを嗅ぎ、自分の一番好きな香りの小瓶を選び手元に置くと、モニターに多数の言葉が表示され、その中からその香りにふさわしい言葉を選ぶ。(例「落ち着き」)
・すると数本の小瓶の場所が光り、それらの香りを嗅いで一番好きな香水を選び、その香りにふさわしい言葉を選ぶ。
・これを繰り返すと最後に好みの香りを表現する言葉が表示される。(例「大空に広がる気高く優美な翼」)
・このシステムは、香りだけでなく味の言語化にも利用できる。
・自分の好きな味が、思ってもいないような言葉で表現されて、商品選びの参考にできる。
★味覚分析装置「レオ」
・慶応大発の新興企業「アイシー」が開発。
・レオには複数のセンサーが搭載されていて、味の要因となる物質を甘味、塩味、酸味、苦味、うま味に分類して数値化する。
・さらにAIがそれぞれの味の相互作用を解析し、日本人の舌がおいしいと感じる「味のバランス」をはじき出す。
・レオは食品会社の商品開発などに利用されている。
・「みそ汁×チーズ」、「唐揚げ×ジャム」、「プレーンヨーグルト×大根おろし」、「プリン×納豆」
ご存知でしたか?シャンプー、コーヒー、香水、食べ合わせ、どれも試してみたくなりました。
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