No弐-374(4月5日)で、朝日新聞朝刊にあった陸上のオリンピアンの為末大さんの提言「中学生までは全国大会はいらない」記事に注目しました。
・早い段階で勝つことが必ずしも正しいとは限らない。
・小中高の各段階で、その時期に効果的な勝利に戦略はあるが、それが大人になると邪魔になったり、体に身についてしまったりして伸びない。
・小学校の段階で勝負にこだわりすぎるのは危険。
・「絶対、俺が日本一だ」と思っている子が20〜30人いた方がいい。
・トータルで見ると、若年層の全国大会は多くの子どもを幸せにしないシステム。
・日本では、勝ってスポーツが大好きになった人以外は、大嫌いになる傾向がある。
・子どもの時に勝ち負けではないスポーツの面白さを感じていることが大事。
などの言葉が印象に残っています。
昨日の朝日新聞朝刊「フォーラム」は「小学生のスポーツ全国大会」を取り上げていました。
★小学生の全国大会開催に賛成か?反対か?
・反対(72)どちらかと言えば反対(48) 55%
・賛成(57)どちらかといえば賛成(28) 39%
・どちらとも言えない(12) 6%
この数字はいかがです?
★小学生のスポーツで重視したいこと
①楽しい体験をすること(157)
②仲間作りや人間関係を身につけること(131)
③自分で考え、判断力を養うこと(126)
④礼儀や規律正しさを身につけること(62)
⑤つらいことがあっても努力する力を身につけること(52)
⑥勝利を目指すこと(36)
⑦体を鍛えること(34)
⑧進学、プロ志望など、将来のためになること(6)
皆さんならどれを重視しますか? 私は①②かしら。
★全国ミニバスケットボール大会
・2018年から優勝チームを決めず、出場全チームが3試合ずつを行う交歓大会にした。
・ベンチ入りした子どもが全員出られるようにするルールを設けた。
こういう取り組みが広がることは大賛成です。いかがでしょう?
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