昨日の定例「5月のがるべる」は、14人の方が参加してくださいました。
最初の近況報告と現場の情報交換では、こんな情報が寄せられました。
・運動会 6月第1週。 秋開催(学年ごと)
・学校公開 ひと家庭一人の参加可能、対面。
・個人面談 夏、対面。
・授業参観 先週土曜日(保護者分散)、通常通り実施。
・クラブ活動(2)、縦割り班活動、委員会活動再開
・避難訓練 コロナの影響で延期。
・夏休み中の海外研修中止
・来週プール開き(温水プール)、6月から10月まで水泳指導。
・6年生による3年ぶりのプール清掃。
・zoomリモート文化、コミュニケーションの限界。
★一般がるべる 講師Aさん(保険会社勤務)
テーマ1 現役、保険ライフプランナーがこっそりお伝えする「先生方の悩みや工夫」
まずはじめに、皆さんに「Q1 「働き方改革」は、①少しずつだが進んでいる ②停滞している ③悪化している」を尋ねました。
◎メンバーの声
①少しずつだが進んでいる(2)
・正社員でも週3休める制度が4月からできたが、確実に年々仕事量は増えている。
・今までの「当たり前」を見直す機会が増え、働き方(プライベートの充実、ワークライフバランスの深化)改革が進んできたように感じる。
②停滞している(2)
・言葉とあまり実現的ではない制度ばかりだけが進んでいる。
・どんどんICTなど活用して、業務を効率化している一方で、子ども全員に端末を配るための物の準備、ルールについての話し合い、オンライン授業の準備、ICT研修と、逆にやらなければならない事も増えてしまっている。
③悪化している(2)
・コロナ前に戻す動き+コロナ対策
・残業が増え、家庭にいる時間が減った。
◎講師のAさんから
・これほどまで格差があるのかと感じるぐらい先生方の働き方は学校によって違う。
・ある学校では、夜8時以降はほとんどお帰りになられていたり、ある学校では、11時ぐらいまではいらっしゃったりする。
・校長先生や管理職の先生方の考え方が反映していると感じる。
次に「Q2 「先生方の悩み」で一番多いのは、何だと思うか?」を尋ねました。
①事務処理・感染対策 ②保護者対応 ③上司・同僚 ④授業・児童 ⑤PC・英語・プログラミングなど
◎メンバーの声
①事務処理・感染対策
②保護者対応(3)
③上司・同僚(5)
・相互コミュニケ―ションではないか。
・気軽に相談できる環境かどうか
・悩みを共有したり協力したりしてくれる上司や同僚の力があるかないかが問題。
④授業・児童(1)
・本来なら第一優先の授業の準備や子どもたちに向き合う時間が足りない…と感じることが多々あった。
⑤PC・英語・プログラミングなど
◎講師のAさんから
・「先生方の悩み」は、②と③が同率1位だと感じる。
・具体的には最近多いのは、発達系のお子様の保護者対応や、上司同僚の先生方とのコミュニケーションに悩まれたりストレスを感じでいらっしゃる先生が非常に多いと感じる。
・学校という職場特有の文化もあると思うが、業務量の削減や上司部下との人間関係やクライアント(保護者)からのクレームなどは、共通のことも多いと思う。
テーマ2 元ホテルマンがお伝えするホスピタリティ業界で身に付けた「仕事で役立つ心がけ」
最後にAさんに「今までお仕事を続けていく中でどのようなことに気を配られているか?」を尋ねました。
◎講師のAさんから
・まずは良好な人間関係を築くことは自分を守ることにも繋がると感じている。
・不要なトラブルを避けることで、本来やるべき業務にあたれたり自分自身も快適に仕事ができるから。
・具体的に一番の近道は「共感」すること。
★「共感」の仕方 ①うなづき ②笑顔 ③名前を呼ぶ ④スキンシップ
・①②③④は心理学で実証されているコミュニケーションの基本。
・ひとつでもできたらGOOD。
・①は共感に直結。コスパが高い共感方法。
・ライフプランナーはお客様の名前をしっかりお呼びするとことを意識している。
・お客様から、後から名前を呼んでくれて嬉しかったと言って頂くことが多い。
Aさんのお話を聞いて、あらためて「共感」の大切さを学びました。忙しい毎日では、簡単なようで難しいのが実情ではないでしょうか。
ただ意識することで、変わってくると思います。
「今日は何人の名前を呼んで声をかけたろうか?」
「今日はどのくらい笑顔があったろうか?うなづいたことはあったろうか?」
と振り返ってみるといいかもしれません。
あの子のあの人の表情が変わるかもしれません。
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