昨日の朝日新聞朝刊「科学・環境」に「都心のカラスが減っている」という記事がありました。一昨年6月にカラスに襲われてから、カラス恐怖症の私は、興味を持ちました。
今日は、これを紹介します。
★東京都調査(40か所)
・36400羽(2001年度)→11000羽(2020年度)に減少。
★都市鳥研究会の調査結果
・明治神宮(渋谷区)、豊島岡墓地(豊島区)、国立博物館附属自然教育園(港区)の3カ所で1985年から継続追跡調査。
・4816羽(2015)→2785羽(2021・12月)4割減少。
・2000年と比べると85%減少。
・カラスが都心で増えたのは70年代以降。
・都心は天敵の猛禽類が少ない。
・針金などの巣作りの材料も得やすい。
・特に家庭や繁華街から出る生ごみを餌とすることで環境に適応。
・90年代以降にカラスの数に異変。
・バブル経済がはじけて街のごみの減少。
・都が01年度から本格的に駆除に乗り出す。
・都がカラスを捕獲したのは計23万羽に上る。
・カラスの苦情は20年間で9割減少。
・近年では、都心でもカラスを襲うオオタカやハヤブサなどの猛禽類も観察。
・コロナ禍で飲食店が休業、外食が減って、生ごみ減少。
・20年4月(初めて緊急事態宣言)、飲食店やオフィスなどから出る事業系ごみ4割減少。
★カラス以外の鳥の減少
・ツバメ 14978羽(90年代)→8987羽
・スズメ 31159羽(90年代)→20627羽
・ツバメやスズメは農地など開けた場所を好むため、エサ場となる農地や、エサとなる昆虫や植物が農薬などで減った影響を受けた可能性がある。
皆さんの街ではいかがですか?毎日のウオーキングではカラスの減少は感じませんが、コロナの影響でしょうか、エサに飢えてる感じはします。ハトもカラスもあまり逃げません。
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