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No弐-353 子どもの便秘  

 少し前になりますが、2月5日(土)の読売新聞朝刊「くらし 家庭」欄に「子どもの便秘」の記事があったことを思い出しました。

 小学生では、どのくらい便秘傾向の子がいると思いますか?

 

 小学生の7人1人に便秘の疑いがあるんだそうです。ご存知でしたか?

 

★排便の実態調査(対象全国小学生117校16655人・昨年11月・NPO法人「日本トイレ研究所」)

・調査方法 7日間の排便日数、便の形状を自分でチェックし、回答。

・4歳以上の国際的な「便秘」の診断基準 排便が1週間に2回以下で、排便で痛みを伴ったり、便が硬かったりする場合。

 

・便秘傾向を示す硬い便が7日間で2日以上出た児童 2429人(14.6%)

・排便が0~2日の児童 1336人(8.0%)、

・毎日排便があった7日(36.0%) 男子39.7%、女子32.3%。

・学年が上がるほど、排便が毎日ある割合が高くなった。

・成長につれて食事の量が増えて質も良くなることなどで、便秘が改善する傾向にあるとみられる。

 

・子どもは進級や進学など生活環境の変化による緊張で便秘になるケースもある。

・望ましい排便は、1日に食べた量が楽に出てすっきりした感覚になる「快便」を指す。

 

 養護教諭の先生の言葉にあった通り、確かに「学校や家庭では排便が話題になりにくい」ですよね。

 時には、朝の会で、排便を話題にしてみてもよいかもしれませんね。