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No弐-348 子どもの体力向上  

今日は、先日図書館で見つけた3月2日(水)の毎日新聞「くらしナビ」にあった「子どもの体力向上 リズム動画で」からです。 

「2020年4月の最初の緊急事態宣言による休校や外出自粛に伴い、子どもの体力低下につながったとの研究報告もある。コロナ下でも、子どもの運動機能と体力向上にどう取り組めばいいのか」という記事でした。

 

★愛知県三河青い鳥医療療育センター・名古屋大のチーム調査

◎小学1年調査(対象110人)

・宣言の前後1か月間で転倒する人数が3倍

・体脂肪率も宣言前より2・3ポイントそれぞれ増加。

・調査に協力した学校からは、捻挫などけがの程度が重い報告例が増えた。

◎小学4~6年の調査(対象124人)

・児童の歩幅が小さくなっている。

・バランスをとる機能の低下がうかがえた。

 

・特に6~7歳は運動能力が発達する重要な時期。この時期に十分に体を動かせなかった影響が今後、顕在化する可能性がある。

・突然スポーツさせるのは負担が大きく、けがにつながる恐れがあるので、元の生活に少しずつ戻すことが必要。

 

★運動不足解消に向けて

・公園の遊具で思い切り遊び、走り回る外遊び。

・ケンケンパや縄跳び、トランポリンはバランス機能を向上させる。

・自宅周辺のウォーキングやジョギングは体力向上を期待できる。

 

★「スポーツリズムトレーニング」

・前後左右、回転等のジャンプで体幹が鍛えられ、全身を総合的に使うことができる。

・3分間音楽に合わせてジャンプするだけで気持ちが切り替えられる。

・20年3月に配信・再生回数は9万回を超える。

・横浜市内で取り組んだ公立小教員の84%が「体力向上に有効」と評価。けがによる保健室の利用も減少。

 

 先日、近所の公園で大勢の保育園児がキャッキャッ言いながら、飛び回っていました。これが子どもの姿なんです。よく見るとどの子もマスクはしていませんでした。これを見た大人が注意や投書なんかしないことを願いました。