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No弍-328. 北京冬季オリンピックあれこれ2

 今日も毎日新聞の「知ってる?in北京」からです。

 高木美穂選手の1000mの金メダル。素晴らしかったですね。銀メダルが続いていたので、願いが叶って良かったです。

 

 高木選手は、今大会日本選手団の主将を務めています。これに関連した記事がありました。

① 世界でも異例、主将の存在(2月2日)

・世界各国・地域では団長・騎手を設けるが、競技の枠を超えて主将を据えるのは珍しい。

・主将は選手団の代表として取材を受ける。

・国内開催では、主将が選手宣誓も担当。札幌大会(1972)ではスピードスケートの鈴木恵一さん、長野大会(1998)ではノルディック複合の荻原健司さんが務めた。

・かつては重責を担う主将は活躍できないというジンクスがあった。

 リレハンメル(1994)の橋本聖子さんは6位、長野(1998)の荻原健司さんは4位、ソルトレークシティー(2002)の原田雅彦さんは20位、トリノ(2006)の岡崎朋美さんは4位、 バンクーバー(2010)の岡部孝信さんは出場がありませんでした。

・それを打ち破ったのが、2018年平昌五輪(2018)で主将だった小平奈緒選手。スピードスケート女子500mを制し、冬季五輪の主将として初の金メダルを獲得した。

 メダリストは他に2人います。スキージャンプの葛西紀明選手はソチ(2014)ではラージヒル(銀)、団体(銅)、スピードスケートの黒岩彰選手はカルガリー(1988)で500m(銅)でした。高木選手を含めると4人しかいません。

 葛西さん、小平さん、高木さんと3大会続きましたね。

 

 女子カーリングもスイス戦敗戦が、準決勝進出の嬉しいニュースが飛び込んできましたね。

② 掛け声 命運握りそだねー(2月10日)

・「そだねー」。平昌(2018)1のカーリング女子で銅メダルを獲得した「ロコ・ソラーレ」の選手たちの相づちは流行語大賞にも選ばれた。

・「氷上のチェス」と呼ばれ、高度な戦略を組み立てるカーリングは意思疎通が命運を握る。

 

★カーリング選手の掛け声

・「掃いて」イエス、ヤー、ヤップ

・「掃かないで」ウォー、ノー、オフ、アップ

・「もっと強く、早く掃いて」ハード、ハリー

・「ストーンの前のゴミを取り除くため軽く掃いて」クリーン

・「ななー(7)」「きゅうはーん(9半)」。ショットは放たれると選手たちが数字を口にする。

これには2つの意味がある。

1. ストーンをはじき出すショットの場合 2本のホッグライン間の通過秒数

2. ストーンを狙いの位置に止めるための遅いショット どのゾーンナンバーに止まるかという予測。

 聞こえてくる指示や掛け声に注目して観戦してみようと思います。