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No弍-327 北京冬季オリンピックあれこれ1

 北京冬季オリンピックも残り少なくなってきましたね。知らないことがたくさんあって、新しい発見は喜びです。毎日新聞には、このオリンピック開催中に「知ってる?in北京」というコーナーがあり、他社と違う視点の記事なので目に留まりました。

 

① スピードスケート「最強種目」は?(2月7日)

・スピードスケート女子の種目には500mから5000mまで様々な距離がある。

・選手によって得意な距離はそれぞれ異なるが、複数の種目でメダルを獲得する強者もめずらしくない。強い選手たちがより集まる種目はどの距離だろう?

・先日紹介したイレイン・ブスト選手(オランダ)は、1500mを制し、五輪で最多となる12のメダル(金6、銀5、銅1)を獲得している。

・持ち味の異なる実力者がひしめくという意味でも1500mを制するものは世界を制す。この種目こそが、スピードスケートの「真の女王」と言えるかもしれない。

 

② 目が離せない「氷上の競輪」(2月16日)

・ショートトラックは激しいレース展開から「氷上の競輪」と呼ばれる。

・1900年代初頭北米で始まったとされ、短いトラックで勝つための技術や戦術が必要。

・アルベールビル大会(1992)から正式種目。

★スピードスケートとの違い。(スピードスケート)

・1周の長さ 111.12m(400m)

・レースの方法 1レース4〜6人着順(1レース2人タイム順)

・靴 硬い素材でブレードの長さ30〜45cm、靴とブレードが離れている(柔らかい素材でブレードの長さは40〜55cm、かかと部分はブレードが離れるスラップ機能を備える)

・接触や転倒が多いためヘルメットや手袋を着用。

・互いの位置どりなど戦略が重要で、トーナメント方式で争う。

・多くのターンが要求されるため、重心を低く保てる選手が有利なため、小柄な選手の多い韓国、中国勢の活躍が目立つ。

 

③ 厳しい制限下 衣装も勝負(2月4日夕刊)

・フィギュアスケートの衣装のルールはとても厳しい。

・国際スケート連盟規則では「控え目で品位があり、競技にふさわしいものでなければならない」としている。

・過度の露出は禁じる。男子選手は長ズボンを履く。アイスダンスはリズムダンスでリズムに適する場合の例外を除いて女子選手がスカートをはく。アクセサリーや小道具を使ってはならない。衣装の装飾は取り外しできるものであってはならない。

・これらの規定に違反すると減点の対象にもなる。

・新たな動きもあり、創造性やファッション性に溢れた衣装を披露した選手に贈られる賞「ベストコスチューム賞」も設けられ、アイスダンスのマディソン・チョック、エバン・ベーツ組(米国)が選ばれた。