昨日の開会式はいかがでしたか?どうも長いと感じてしまうのは私だけでしょうか?
昨日の朝日新聞朝刊の北京五輪を紹介した記事の数字に注目してみました。
★28年ぶり(団体メダルなら)
・2018年平昌五輪のノルディック複合団体。4位とはいえ、3位オーストリアとの差は約1分あった。あと一歩とは言えなかった。
・荻原賢治らが築いた1990年代前半の黄金期も、ジャンプの差で逃げ切っていた。
・かつて、栄光をもたらした「ジャンプ頼み」の戦略では限界がある。だから、日本は、成功体験を捨てる覚悟をした。その方向転換が吉と出るか、凶と出るか。
・「この3年、距離の練習を年間500時間くらいやってきた。暁斗はたぶん、昨季は600時間ぐらいはやったと思う」(河野コーチ)
・ノルウエー、ドイツ、オーストリアとの3強との差は大きいと認めつつ、練習量ではひけをとらないとした。
・昨年12月のW杯団体では、オーストリアに0.1秒差で競り勝ち、3位になった。
★94年ぶり(男子シングル3連覇)
・フィギュアスケートの羽生結弦は言葉にたけたアスリートだ。
・2018年の平昌五輪を連覇した翌日、「4回転アクセルを入れたい」と宣言し、その道のりを暗示した。
・コロナ禍で拠点のカナダに渡れず、地元仙台のリンクで、1人で練習した。
・初めて北京五輪についての意志を明確にしたのは最終選考会となった昨年12月の全日本選手権だった。認定されなかったものの、クワッドアクセルに初めて挑み、頂点に立ち、代表入り。
・最終目標と語る4回転半へ。1928年のギリス・グラフストローム(スウエーデン)以来、94年ぶりの男子シングルス3連覇へ。
★24年ぶり(男子500金)
・スピードスケート男子500mに出場する3人は、金メダルを狙える実力者がそろった。
・この種目の日本勢は、1984年サラエボ五輪で北沢欣浩が2位になったのを皮切りに7大会で計9個のメダルを獲得してきた。しかしここ2体は表彰台から遠ざかる。
・頂点に立った例は98年長野五輪の清水宏保のみ。
・3人の中で最も実績のあるのが2020年世界選手権スプリント部門優勝の新浜立也だ。
・背中を負うように村上右磨も19年にW杯優勝。今季は森重航もW杯初勝利を挙げた。
・日本選手同士で頂点を争う。
★20年ぶり(モーグル女子メダル)
・モーグル女子の川村あんり。2019年W杯デビュー戦でいきなり2位。
・以降、川村は急成長を遂げ、ランキング1位として北京の斜面に挑む。
・「運動能力が高いわけじゃない。才能があるとすれば、スキーがめちゃくちゃ好きだということでしょう。時間を惜しんでずっと滑っていた。止めないと、本当にずっと。命じた以外、休日を取ったことを知りませんから」(4歳から指導した楢崎直樹さん)
・地道な勉強の成果で、話せなかった英語は今、流れるような発音でインタビューに答えられる。
・日本女子モーグルの表彰台は、2002年ソルトレーク五輪の里谷多英の銅メダルまでさかのぼらなければならない。
ぜひ歴史を動かして欲しいですね。
コメントをお書きください