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No弐-308 ご当地怪獣<おまけ編> 

  「ご当地怪獣」いかがでしたか?今度「ヒョウ柄」のおばちゃん見たら、「おせっ怪獣ヒョウガラヤン」を思い出し、吹き出してしまいそうです。

 気になって名前をよく見てみると「ン」で終わる名前が26体ありました。

 

 この名前じゃ分からないと思ったのがいくつかありました。こんなのも子どもたちに問題提起して名前を考えさせても面白いかもしれません。

 神奈川の「少女怪獣レッシー」を「レッシュー」とか「みなとれっど」とか。 

 青森の「古代霊獣ワゴン」を「恐獣イタゴン」とか「イタコング」とか。

 茨城の「極限生命獣バチルキング」を「ナットキング」とか「ネバネーバ」

 広島の「貝獣キングギーガ」を「キングオイス」とか「オイストロン」とか。

 福島の「溶岩怪獣ブルカン」を「レッドベコン」とか「フリフリレッド」とか。

 子どもたちなら、もっと面白い名前を考えそうですね。

 

 また、2体あったのがアイアンジャー・カッパラスの岩手県、ブルカン・ゴルバックの福島県、ミズバショラン・ダルーマの群馬県、パンダン、ジューニガインの東京都でした。

 初級で紹介したシャチホコング、パンダン、サンザンス、ジュヒョーン、イセエビダス、アワオドロン、サキュモン、ウードン、ムツゴロドン 、クタニャキングなどはすぐに都道府県が思い浮かびますが、鶏卵怪獣タマゴノドンが北海道なんて難しいですよね。

 

 そこで例えば「北海道の怪獣をもう1体考えよう!」と投げかけても面白いですよね。

 北海道と言えば思い浮かぶものを調べさせます。

 さっぽろ雪まつり、旭山動物園、夕張メロン、ジンギスカン、ラーメン、毛ガニ、時計台、ラベンダー、北の国から、キタキツネ…

 

 大図鑑には「DATA」があって①棲息地 ②種類 ③モチーフ ④必殺技 ⑤サイズ(身長・体重)を考えさせます。

 例えば「キタキツネ」なら「稲荷怪獣ドンベラックス」

①北海道北見市 ②稲荷怪獣 ③キタキツネ ④どん兵衛スライダー ⑤77m、50000トンとか。

 

 次がメインです。「PROFILE」を考えさせます。ここまでくると「文豪道場」です。

 短冊を用意します。誕生の由来、必殺技や弱点などを効果的に表現させていきます。

 例えばパンダンなら「パンダと芸術の森、東京・上野公園に現れた巨大なパンダ姿の怪獣だ。最初は巨大なオブジェと間違えられたが、怪獣だと分かったとたん邪魔者扱いされる。ただ大きさが違うだけなのになぜ!? 東京の街にパンダンの咆哮が響き渡る。」と書いてありました。

 

 こんなのはいかがでしょう。

 「稲荷怪獣ドンベラックス」は、北海道北見市の「北きつね牧場」で昨日突如巨大化して森の中から誕生した。

「キツ、キツー、アーキツッ!」と鳴くとお腹が空いた合図で機嫌が悪くなる。

大好物は「油揚げ」1日1000枚食べるという。

 外で「日清のどん兵衛 きつねうどん」を食べていると、かっぱらって勝手に食べてしまう。

 しかし、食べさせてくれたお礼に、頼まれたところに容器をフリスビーのようにして投げ、必ず突き刺してくれるという。

 北見の街のデザインが変わるかもしれない。今日から毎日、きつねうどんを食べよう!