今日は1月11日。調べてみると、風水学では、なすこと全てに恩恵を授かる極上の吉日の「天赦日(てんしゃび)」と何か始めた行いが成果として実を結びやすく、金運にも良い「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」が重なる最も縁起の良い「大吉日」なんだそうです。
財布を新しくしたり、宝くじを買うといいそうですが、何か新しいことにチャレンジしてみたり、生活習慣を改めたり、気分をリフレッシュしたりするのもいいんだそうです。今からできそうなことありますか?
今日は、1月7日(金)読売新聞朝刊の「語る 新年展望4」の「Z世代『普通が一番』」の見出しが目に留まりました。語るのは、テレビでも馴染みの牛窪恵さん(トレンド評論家)。
★「Z世代」とは?
・90年代中盤~2005年頃までに生まれた若者世代、10代後半~20代後半(主に大学生や新社会人の世代)
・カナダのベストセラー小説「ジェネレーションX」から派生して名付けられ、同作品に登場するX世代(1965~80年)、Y世代(81~95年頃)より若い世代の意味を持つ。
★Z世代の特徴
・一つ一つの消費や行動を中長期的に吟味するのが顕著。
・今時の大学生は、就職活動で内定が決まると同時に転職サイトを閲覧する動きがある。
「Aという選択肢だけでは不安だからBを準備しなければいけない」と、自分の人生を客観的に見ている。
・生活、仕事、趣味に関して、SNSなどを通じて得た情報や人脈を総合的に俯瞰し、どの行動が最善かを導き出そうとする。
・消費面では「モノをもたない方が良い」との考え方が一層、定着しつつある。
自動車などを買わずに共有する「シェアリングエコノミー」、
定額でサービスや商品を一定期間利用できる「サブスクリプション」
・SDGsに寄与する消費や寄付には積極的。
・コロナ禍で普通の維持がいかに大変かを実感し、普通が一番だという感覚が共有され始めている。
・漠然とした将来の不安があるため、変化はリスクを伴うと考え、実現性のある「継続」や「安定」に愛着や安心感を持つ傾向が見られる。
・長く政権を担う自民党への支持が高い。
★各世代
・団塊世代(70代前半)1947~49年の「第1次ベビーブーム」で生まれた世代。出生数は毎年270万に近くに上った。
・バブル世代(50代半ば~60代前半)80年代に青春を過ごした世代。売り手市場の就職活動や旺盛な消費行動を経験。
・団塊ジュニア世代(40代後半~50代前半)71~74年の「第2次ベビーブーム」で生まれた世代。
人口構成比が大きい世代で、一般的に住宅ローンや教育費の負担で余裕がない。
就職氷河期世代でもあり、結婚や出産に至らず、将来孤立に陥る可能性がある人も多い世代。
・ゆとり世代(20代後半~30代前半)子どもの考えや個性を尊重する「ゆとり教育」を受けた80年代後半から90年代半ば生まれの世代。
★牛窪さんの主張
・団塊ジュニア世代にもっと目を向けるべき。この世代への支援を戦略的に手厚くすれば、その子ども世代や団塊の世代にも恩恵をもたらす。
・介護や子育てで支え合う社会の仕組みづくり。
・テレワークの推進、ヤングケアラーの支援など
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