1月8日(土)朝日新聞朝刊別冊「be」の「サザエさんをさがして」のテーマは「七草がゆ」でした。皆さんは食べられたのかしら?毎年食べるのかしら?
★七草がゆとは?
・1月7日の「人日(じんじつ)の節句」に無病息災を願う行事食。
・七草とは、セリ、ナズナ(ぺんぺん草)、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)の7種。
・無病息災・立身出世を願って7種の野菜を入れた汁物を食べていた中国の風習が日本に伝わった。
・平安時代には7種の穀物でかゆを食べるようになった。
・後に「若草摘み」の風習と結びつき、鎌倉時代には七草がゆを食べていたとされる。
・地域によっては、春の七草以外の野菜7種や、野菜以外の7種を入れるところもある。
★どのくらい食べているのか?
・「第一紙行」(2019、719人)のアンケート 食べた(約28%)
女性(約34%)、男性(約22%) 女性の方が食べた割合が高かった。
★おかゆ
・3つの役割 ①行事食 ②日常食 ③病人食
・行事食は、七草がゆ、小正月(1月15日)の小豆がゆ、引っ越しや新築の祝いで振る舞う「家移りがゆ」。
・日常食は、関西地方では、朝食によくおかゆを食べた。
・ここ10年ほどで、病人食より日常食の度合いが強くなってきた。
・おかゆカフェのような店が目立ってきた。
・カップ麺ならぬ「カップおかゆ」も登場した。
・特に女性の間で「おしゃれ」の要素が強くなってきた。
・台湾料理や韓国料理のブームの影響もある。
★おかゆの効果
・「おかゆを食べると、ギスギスした気持ちも丸くなります」(オカユスタンド・オーナー)
・「カロリー控えめで、精神的にも癒やし効果があるんです」(食の総合コンサルタント)
先日泊まった宿の朝食では、白米、雑穀米、おかゆの3つから選択するのですが、やはり私は白米を選んでしまいます。次は、おかゆの癒しの効果を試してみようと思います。
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