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No弐-274  神社と寺に関するクイズ2

 昨日は、素敵なクリスマスを過ごすことができましたか?我が家はフィギュアスケートを夢中になって見てました。今日の男子も今からワクワクしてます。

 今日も先週の日本経済新聞の「プラス1」の「何でもランキング」は、「神社と寺に関するクイズ」からです。残りの5問(おまけプラス3問)に挑戦してみてください。

 

第6位 神社の行事で正しいのは?(34.4%)

①神前結婚式は古代からある

②男児は3歳と5歳、女児は5歳と7歳で七五三を祝う

③初宮参りは男児が生後30~32日、女児が同31~33日後が通例

 

第7位 海の正倉院と呼ばれる島は?(35.5%)

①宮島 ②沖ノ島 ③壱岐島

 

第8位 仏像の髪型の螺髪(らほつ)について正しいのは?(37.7%)

①逆立った短い毛髪

②東大寺の螺髪は900以上

③巻き貝のような髪型と言う意味

 

第9位 三種の神器をまつる神社の組み合わせで正しいのは?(39.2%)

①伊勢神宮―八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

②熱田神宮―草薙剣(くさなぎのつるぎ)

③明治神宮―八咫鏡(やたのかがみ)

 

第10位 現存する寺で歴史が最も古いのは?(40.0%)

①法隆寺 ②飛鳥寺 ③広隆寺

 

 おまけ 正答率が高かった上位3問

第1位 神社入り口に二体いる狛犬・一般的に二体はそれぞれ何といってるか?(77.8%)

 

第2位 奈良市の奈良公園に鹿がいる理由は?(66.9%)

 

第3位 法隆寺の五重塔など、お寺にある塔は本来何のために建てられていたか?(66.8%)

 

第6位 神社の行事で正しいのは、③初宮参りは男児が生後30~32日、女児が同31~33日後が通例

・七五三は男児が3歳と5歳、女児は3歳と7歳のときに祝うことが多い。

・平安時代や室町時代に子どもの年齢に合わせて行われていた儀式が起源となり、江戸時代に現在のような形になったとされる。

・神社で祝う結婚式のもちになったのは1900年に行われた、当時皇太子だった大正天皇の神前結婚式。

・その後、一般向けの神前結婚式が日比谷大神宮(現・東京大神宮)で執り行われるようになり、広く普及した。

 

第7位 海の正倉院と呼ばれる島は、②沖ノ島 

・2017年二「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界遺産に登録された沖ノ島は島全体がご神体とされる。

・戦後の調査で見つかった約8万点の出土品が国宝に指定されたことから「海の正倉院」とも呼ばれる。

・広島県の宮島には平清盛が大規模に回収した厳島神社があり、世界遺産に登録されている。「厳島」の語源は、神に仕える意味の「斎(いつ)く」だという説がある。

・壱岐島は長崎県の離島で島内に多数の神社がある。

 

第8位 仏像の髪型の螺髪(らほつ)について正しいのは、③巻き貝のような髪型と言う意味

・螺髪が付いたパンチパーマのような髪型をしている仏像は如来。

・長い髪が右向きにくるくると巻いた状態。

・眉間にある突起物は「白毫(びゃくごう)」と呼ばれ、白い長い毛が右向きに巻いている。

・東大の「奈良の大仏」の螺髪は492個。平安時代の記録では966個。

 

第9位 三種の神器をまつる神社の組み合わせで正しいのは、②熱田神宮―草薙剣(くさなぎのつるぎ)

・三種の神器のうち八咫鏡(やたのかがみ)は伊勢神宮。草薙剣(くさなぎのつるぎ)は熱田神宮でご神体としてまつられている。

・鏡と剣には「形代」という分身があり、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と同じく天皇家のもとで安置されている。

 

第10位 現存する寺で歴史が最も古いのは、②飛鳥寺 

・奈良県明日香村にある飛鳥寺。蘇我馬子が建立した日本初の本格的な仏教寺院、法興寺から続くとされる。

・法隆寺は世界最古の木造建築。寺自体の歴史では飛鳥寺が最も古いとされる。

・広隆寺は京都最古の寺で国宝の弥勒菩薩半跏思惟像があることが有名。

 

おまけ 正答率が高かった上位3問

第1位 神社入り口に二体いる狛犬・一般的に二体はそれぞれ何といってるかは、あ・うん

・片方は「あ」と口を開き、もう片方は「うん」と口を閉じている。

 

第2位 奈良市の奈良公園に鹿がいる理由は、春日大社の神の使いだから

・神様が白い鹿に乗ってきたことに由来し、神使とされている。

 

第3位 法隆寺の五重塔など、お寺にある塔は本来何のために建てられていたかは、釈迦の遺骨とされる仏舎利を納めるため

・日本では真舎利(本物の釈迦の遺骨)が愛知県の覚王山日泰寺に安置されている。