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No弐-258 ジェンダーを考える

 今日12月10日は「国際人権デ―」です。1948年のこの日に第3回国連総会で「世界人権宣言」が採択されました。

 さて、今年の新1年生のランドセル1位の色は男子、女子それぞれ何色だと思いますか?

 

・土屋鞄製作所では今年度から男女を問わず選べる深みのある赤や中間色のグレーなどを用意した。

・カラーは通常50色。「性別による色の固定観念をなくした方がいい」8割の保護者。 

 皆さんが今ランドセルを購入するとしたら何色を選びますか?

 

 No255(2019年3月8日)で「ジェンダーニュートラル」を取り上げました。ジェンダー(性別)ニュートラル(中立)、つまり性別にとらわれない、性別という存在がないという考え方です。

 2018年度千葉県柏市に新たに開校した中学校の制服がジェンダーレス制服。性別に関係なく「ネクタイかリボン」と、「スラックスかスカート」を選べました。

 東京の世田谷区と中野区でも選べるようになり、カタログにも「男子用」「女子用」と明記しなくなりました。

 イギリスで男女の制服を統一した学校は近年増えてきました。

 

・ここ数年詰め襟やセーラー服は減り、ファッション性の高いブレザーを導入する学校が増えている。(読売新聞夕刊11月27日)

 ブレザーが主流になれば、反対にチェックやストライプの詰め襟やセーラー服なんて個性的でオシャレだと思うのですが、いかがでしょう。