昨日朝日新聞夕刊の記事を取り上げたので、今日は10月30日(土)の毎日新聞夕刊からです。これも以前図書館に行ったとき見つけた記事です。
世代を超えた国民的ヒーローのウルトラマンは、初登場から55年が経つんだそうです。ご存知でしたか?
・2013年には「最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」としてギネス記録に認定される。
・現在も最新作「ウルトラマントリガー」(テレビ東京系)が放送中。
・「シン・ウルトラマン」も公開を控えている。徹底した情報管理で内容も公開時期も調整中。
★デザイン 品田冬樹さん(円谷プロ制作部チーフクリエーター)の話
・ヒーローと言えば、米国のスーパーマンのように等身大でスーツにマント。
巨大な宇宙人は画期的で最初は怖かった。
・瞳が多いく鼻がない顔に、人間らしさもある。
こめかみに当たる部分や頬の膨らみが特徴的な曲線なんです。
目はただの卵型ではなくて、りりしくもあり怖いようでもある。実に美しい。
・マンの単純化に対し、セブンは複雑化。二つが後のシリーズのデザインの土台となった。
★怪獣文化
・バルタン星人やレッドキングといったスター怪獣も、ほとんどが初期シリーズの登場。
・怪獣映画で年に1,2匹出て来るだけだった怪獣が、毎週惜しげもなく登場した。
★ストーリー
・勧善懲悪に収まらない物語。
・米軍基地や環境問題と言った大人の社会と重ね合わせる脚本。
★歴史
・「ウルトラマン」は平均視聴率36.8%、「セブン」は26.5%と高い人気を得たが、巨額の製作費が足かせとなり、80年の「ウルトラマン80」を最後にシリーズは15年半の空白期に入る。
・生誕30周年の96年「ウルトラマンティガ」で再開してから断続的に制作は続くが、往時の勢いには及ばない。
★円谷プロ
・円谷英二が63年に特撮を担当する制作会社として設立した円谷プロは、技術は一流でも会社の規模は小さく、キャラクターの版権ビジネスも怪獣ブームに左右された。
・一族の間での争いもあって、経営権は転々とし、海外での利用権を巡ってタイ、中国、米国での訴訟を抱えた。
・パチンコ機器メ―カー、フィールズの子会社になってから、放送局をテレビ東京系に移してシリーズが再始動。
・13年の「ウルトラマンギンガ」から最新作「トリガー」まで途切れなく続くが、土曜朝の視聴率1%台。
・ウルトラマンの「フランチャイズ化」を進める。動画配信サービス、関連イベント情報、制作秘話などを提供。
・18年に米国で勝訴し、世界展開を推し進めている。
シンウルトラマンに期待!
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