先週10月30日(土)朝日新聞別冊「be」に連載されている「サザエさんをさがして」は、「警察犬」についてでした。
それでは早速、問題です。
第1問 この漫画にも登場した昭和を代表する警察犬の名前は?
①アルフ号 ②ウルフ号 ③エルフ号
第2問 日本で警察犬の制度が導入されたのはいつでしょう?
①1890(明治23)年 ②1912(大正元)年 ③1950(昭和25)年
第3問 全国に警察犬は何匹いるでしょう?
①130匹 ②1300匹 ③13000匹 4コマ漫画の中に「アルフ号」という犬が描かれていたのですが、フルネームは「アルフ・フォン・ムト・ハイム」。1966年生まれでいくつもの事件解決をした昭和を代表する警察犬です。
・1970年5月、窃盗犯が残した証拠をかぎ分けて初手柄。
・1971年2月17日、栃木県真岡市の鉄砲店に複数の男が侵入し、猟銃10丁と実弾を奪って逃走。アルフ号は検問を振り切って逃げる犯人を追跡し、ごみ集積所に隠れているのを発見し、逮捕につなげた。功績が認められ、翌日「刑事部長賞」が贈られた。
・1972年「あさま山荘事件」では雪の舞う山中で、犯人らが隠していたダイナマイトなどを発見した。
・1976年9月に10歳で死ぬまでに警視総監賞2回、計109回も表彰された。
・警察犬は、アルフ号の活躍で社会的に価値が認識され、日本で制度が導入されたのは1912(大正元)年。警視庁がイギリスから2匹の警察犬を購入した記録が残る。
・太平洋戦争激化で警察犬制度は一時廃止されたが、戦後に復活。
・普段は一般の家庭や民間の警察犬訓練所で飼われ、警察の要請に応じて出動する「嘱託警察犬」の制度が1952年にできたこともあり、数は増えていく。
・警察犬は全国に1300匹(2020)いるが、そのうち1143匹(88%)は嘱託警察犬。
・現在では、事件解決に貢献した警察犬には、肉などのご褒美としての食べ物を与えることはないそうです。
いかがでしたか?「授業のまくら」に使えそうですか?
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